相撲の廻しは木綿で出来ている

日本の国技である相撲、総合格闘技やボクシングなんかも好きですが、
行司の「はっけよーい、のこった、のこった」という掛け声にはどこか日本人として親しみを感じるし惹かれるものがあります。
ボクシングでいえばグローブ、柔道でいえば白道着に黒帯といったようにそのスポーツにはそれぞれ象徴となるアイテムがありますよね。
相撲は廻しでしょう。
神への奉納の意味合いがあるために礼儀作法が非常に最重要視されるスポーツで、品格とくに横綱の品格問題がたびたび取り上げられたりします。
廻しの素材は関取は絹で幕下は木綿、と厳密に決められているのです。
関取も稽古の時は木綿のものを使いますが、基本的には洗濯しない。
これは型崩れしてケガから身を守る意味を保つ為、験担ぎなどの意味もあるそうです。