テントで良く使われているポリコットン

ポリコットンとはご想像の通りに「コットン」と「ポリエステル」の混紡素材で「T/C」と表記されます。
Cはコットンと分かりますが、Tはテトロン、これはポリエステルの商標。
東レと帝人がポリエステル糸を導入した際に、ブランド名を付けようとなり、テイジンとトウレの頭文字を1つ取りナイロン風にしたと言われています。
混紡素材は、それぞれ良いとこ取りするのがメリットとなります。
ポリエステルは丈夫・シワになりにくい、コットンは通気性や吸湿性の両方を持ち合わせた素材になっています。
この素材はテントにも使われていて、コットンの性質から吸湿性の良さで結露が少ないですし、焚き火などの火の粉が付いても大丈夫。
日本みたいに雨が多い地域ではコットン100%よりもポリコットンのテントの方が向いている。