コットン

コットン生地の種類、コットンスーツ、コットンジャケット、コットンパンツなどについて

コットンパンツ

チノパンとは

| by pitty_cotton | category コットンパンツ

コットン生地を用いて作ったパンツにはいくつかの呼び名があり、普通にコットンパンツ、このコットンパンツを略してコッパンや、綿パンツ、綿パンなど。
素材費も安価で、丈夫、履き心地も良く、衣服の材料として広く普及しているカジュアル素材。いまどきの中学生や高校生はもっとファッションに関心が高いとは思いますが、少し前なら、まずタンスの中のファッションアイテムのひとつとして加えられるものがベージュのコットンパンツというところだったのではないでしょうか。
このコットンパンツの呼び名も、もう少しお兄さんになるとチノパンとなります。先日不幸な事故を起こしてしまった元フジテレビアナウンサー、チノパンのことではありません。いわゆる「チノクロス」といわれる双糸で厚地な綾織りコットン生地で作られたコットンパンツのことで、「チノーズ」。言葉の響きか、ファッション雑誌からの影響でしょうか。
チノ」が第一次世界大戦中アメリカ軍が、コットン生地を中国から調達したことからこの「チノ」、チャイニーズとかそういった言葉から由来したのだと思います。
とにかく丈夫なコットンパンツは、若者のファッションアイテムとして彼女とのデートなど恭しくも晴れがましい、勝負服とされたあとは、サイズもぴったりなおじいさんの家庭菜園いじりの際の、惜しげもなくはかれるパンツなどにされてその長い一生を終えるのです。

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クールビズ、ジャケパンからコットンスーツに乗り換える

| by pitty_cotton | category コットンスーツ

ジャケパンはおじさん感覚でいえばジャケスラ。それぞれがジャケット&パンツと、ジャケット&スラックスを短く呼んだものです。ジャケットパンツをセパレートで着るので、カジュアル感のある着心地が楽しめ、より開放的なスタイルとなるため、カジュアルフライデーなどといわれた20年前にも注目を浴びた着こなし方。
クールビズの場合には、涼しく快適にというのがそれしかないコンセプトですが、どれだけ涼しく過ごすためにきちんとしたビジネスマンとしての品位を保てるのか・・ということが、これからの課題となり、そんなところからコットンスーツこそ、クールビズに最適な素材では・・ということらしいです。実際、コットンというのは、生地価格からいっても一段お安く設定されている庶民派な素材だし、染色性のよさから、黒無地や、ビジネススーツとしては欠かせないネイビーや、グレー。ビジネススーツには、なじみが薄いとはいっても、ベージュ系の色柄は、コットンスーツの定番色ということもあり、お堅いビジネスシーンでも、決して着用しても、相手に失礼になるものではない・・という、現場の実感。
以前から思っているのですが、2着の色の異なるコットンスーツを、互い違いにセパレートスーツとして入れ替えて着用する。これが、ジャケパンスタイルです。。2着のコットンスーツに、パンツがあと2本も加われば、月曜から金曜までのビジネススーツとしての着こなしにも巾がもて、十分すぎるおしゃれで涼しいジャケパンスタイルの出来上がり。
コットンスーツは上下ばかりで着る必要は決してありません^^

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コットンパンツの腰まわりのフィット感を高める

| by pitty_cotton | category コットンパンツ

コットンは服地に用いられる素材の中でも、伸縮性の乏しい素材のため、運動量の多いパンツをオーダーで仕立てるときなどには、ちょっとした工夫をすることでよりよいご着用感のコットンパンツとすることができると思います。
近頃ではコットン生地そのものに、ポリウレタンやスパンデックスなど伸縮性の高い素材を混紡されたストレッチコットンも多く見かけるようになりました。
デザイン的な面では、ワンタックパンツツータックパンツなどに比べ、現在流行のノータックパンツのほうがスポーティーで高いフィット感が得られることが知られていますが、その腰まわりの帯の作り方でも差がでます。
通常腰まわりには共生地で作られるメンズパンツで3.5cm巾、レディースパンツで3cm幅程度の「腰帯」というものが付けられるのですが、これを「腰帯なし」で作られるいわゆる「帯なし」仕様で仕立てると、腰まわりが楽で高いフィット感が得られます。さらには、パンツ後ろにオーダーパンツならではのデザインで仕立てられるVカット、ウエスマンにシャツなどが滑りにくいものを使用など、さらにその着用感は高まります。
また、ベルト通し(ループ)をつけないベルトレスなどの持ち出しつきや、このベルトレスの帯巾を4~5cmとするなどして前釦を2個止めとした仕様など、異なるデザインのセレクトもオーダーコットンパンツのご選択範囲です。

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厚手のコットンと薄手のウールはどっちが涼しい?

| by pitty_cotton | category コットンの特徴

涼しい春夏素材とばかり高い認識のあるコットン。その性質には、繊維内に多くの空間をもつ中空構造のために、暑さを遮断する熱伝導率が低く、また優れた吸湿性から、液体としてコットンに吸収された水分を放出する際の気化熱が温度を奪い、コットンスーツコットンパンツ内を温度・湿度とも涼しく快適に保ってくれるというものがあります。
また、コットンにはその反面、その熱伝導率の低さから衣服内の暖かな空気を逃がしずらく、冬も暖かいという性質があるため、その性質を利用したコットンにしては厚手のウィンターコットン、オールシーズンコットンと言われるものは、コットンの生地表面を毛羽立たせたりして、空気をより多く含ませ、見た目の毛羽立ち感のある暖かみとともに主に秋冬シーズン用として利用されます。
あるお客様の問い合わせから、「コットンと薄手のウールとはどちらが涼しいのだろう・・?」という質問をされたときには、正直なところ正確なデータがある訳ではなく、答えに詰まってしまいました^^
実際、ウールも「縮れ」といわれるクリンプの多さからその繊維の中に含まれる空気量は60%ともいわれ、熱伝導率の低さだけから見ればコットンのそれを上回ります。さらには、耐久性の高さ、柔軟性、不燃性、高い染色性、汚れづらいなど、冬暖かいのはもちろんですが、夏にも涼しい素材として現在の天然繊維、獣毛としての地位をもつウール。
カジュアル感の高いコットンで気分を変えてクールビズや、ノーネクタイになじみやすいコットンジャケット、裏仕立てや作り方、色柄なども含めトータルとして夏の涼しさを考えてみる必要もありそうです。。

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