汗ばむ夏を清潔に保つリネン・麻

リネンは、リネンスーツなど衣服として用いられるほか、生活のさまざまなシーンに登場する天然素材。シーツ、枕カバー、パジャマなどホームリネンとして使われたり、テーブルクロス、ナプキンなどに代表されるテーブルリネンとしての用途など我々の生活に密着しています。
人がリネン素材を使い始めておよそ1万年、グルジアではおよそ3万年前に使用された麻糸が見つかっているそうです。
リネンはコットンやシルクなど天然素材の中で、もっとも汚れを落としやすく、繰り返しの洗濯に強い耐久性をもつ素材のため、洗えば洗うほど白さが増し、柔らかさも増加します。
リネンスーツなど衣服として用いられる場合にも、この肌さわりが使うごとに良くなることは、より愛着のわく元となることだと思いますが、テーブルリネンなど食生活を営む上では、必要条件です。

このようにリネンが人の生活に多くの快適さをもたらしてくれるのは、その優れた性質によるもの。よく知られた吸湿性と発散性のほか、リネン・麻は、カビが増殖することを防ぐ防カビ性、とくに春夏シーズンなど気温の上昇とともに心配となる雑菌の繁殖を抑えてくれる性質をもつため、リネンジャケットリネンパンツなどの衣服として用いる場合にも、天然のデオドラント効果が期待できます。

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