麻から見る見る日本文化

縄文時代の遺跡からはなんとの種が発見されていて、縄文人には糸を作る技術を持っていました。
特に防寒着として重宝されていて、縄文土器の模様にも麻の縄が使われています。
食べたり燃料として利用していて、大昔から麻は生活に密着してうたんです。
飛鳥時代からは「麻」が人名に使われるようになっていきます。
よく時代劇なんかで出てくる公家の一人称にも「麻呂」と”麻”がありますね。
縄文時代から衣食住に密着してきたので”麻”は、地名や人名にも使われだして、さらに人々の生活に馴染んでいる。
江戸時代はとてもエコな生活をしていたようです。
麻の着物がダメになったら、雑巾になって、麻紙になって。最終的には障子に姿形を変え、今で言うリサイクルしていました。
なんとも興味深い天然素材ですよね、麻って。

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