ツイード

ツイード生地のいろいろや、ツイードジャケット、スーツなどのアイテムについて
Browsing category: ツイードにおススメデザイン

ツイードジャケットにダブルステッチを入れ目立たせる

ハリスツイードジャケットなどのツイードジャケットは相性が良く
よりステッチを目立たせない場合にはステッチを2本入れる
ダブルステッチやレールステッチがあります。
ダブルステッチは端から2mmと8mm、端から2mmと10mmの位置に
レールステッチや端から3mmと9mmの位置に入れられる
ミシンステッチになります。
ステッチはお洒落なデザイン性と端を押さえる事で耐久性の
意味があり、端ほど上品になり、内側に入れるほど目立って
カジュアルになります。
さらに通常はフロントだけしか入らないのですが、袖・背・
肩線等にも入る総ステッチ、色糸を指定して頂く事も可能。

ツイードジャケットにステッチを入れる

ツイードの粗い生地にステッチを入れる場合にはコバ(端)よりも5mmなど内側に入れた方が目立ってカジュアル感が増す。
ステッチはデザイン性だけではなく、ジャケットの型崩れを防ぐ効果もあるので、重要と言える。
ダブルステッチは、ツイードのような粗い生地でもインパクトを残す事が出来るデザインでしょう。
ミシンステッチとAMFステッチが主流で
手縫いで入れたようなAMFステッチの方が時間も掛かりオーダーらしさがあるので、高級仕立てに使われる事が多い。
AMFとは元々ボーリングの機械で有名な米国の会社だったが、ハンドステッチミシンを開発した。
それまで手作業だったが、ミシンを使って手縫い風のステッチを入れる事が出来るようになり、オーダースーツ業界を発展させた。
ちなみにこのミシンは当時2000万円したという。

自転車に乗りツイードジャケットを着て参加するツイードラン

自転車ブームが定着、ツイードブームが相まって、ツイードランというイベントが広まっていますね。
本場はイギリスで2009年からの始まり、ブームになったようです。
ツイードをお洒落に着こなして、仲間と街を楽しく走る事が目的。
英国紳士ぽいお洒落で健康的なイベントだと思いますね
日本でも東京や大阪や名古屋等など、各所でツイードランのイベントが開催されているようです。
ノーフォークジャケットは背中の両側にアクションプリーツと呼ばれる、運動量が増すヒダが付いています。
なのでハンドル操作する時などストレスを感じさせない為、このイベントにはピッタリなのです。
こういった機能を持たせる為に、ヨークも入っていますね。
背中に余裕が出来て、立体を作りやすくなるので、シルエットが綺麗に見え背中部分の身動きが楽になります。
そのためカントリー系のコートやジャケットに良く使われています。
ツイードジャケットを着て、自転車をのんびりこぐ、そんなツイードランで季節を感じてみてはいかがでしょうか。

ツイードジャケットらしさを醸し出すタブカラー

スコットランドで生まれたツイードジャケットは、上流階級の紳士が愛用していました。
起源は1830年代に遡り、厳しい自然環境から身を守る為に使用されていた作業着の生地がツイードです。
丈夫で防寒に優れ機能的な生地で作られたジャケットは、
ハンティングやフィッシングを嗜むイギリスの特権階級の人々にすぐ受け入れられました。
襟部分の「タブカラー」は防寒着の伝統的なデザインと言えるでしょう!
これは、イギリスやスコットランドで狩猟用の衣服に用いられた工夫で
雨や風が強い荒天時に襟を立てて、上襟の先のボタン穴と反対側の襟のボタンを合わせ防風・防寒していた。
現在では、ディテールだけで釦を止める仕様にはなっていないのですが、
防風・防寒の為に作られたツイードジャケットにピッタリのデザインと言えます。
また、タブカラーをジャケットの生地とは違う別生地で作るとお洒落感が増し、素朴なツイードジャケットに違う味わいが出るでしょう。
機能的なディテールの名残が数多くあります。
衿タブ同様に防寒用のストロータブ、ダメージを受けやすい肘を補強するエルボーパッチ、動きやすさを増す為のアクションプリーツなど。

衿タブ、エルボーパッチ、ガンパッチをエクセーヌで

ツイードに限らずですが、コットンやコーデュロイ、フランネルなどのカジュアル素材で仕立てるジャケットには、衿タブ、エルボーパッチ、ガンパッチと言われる装飾性の高いデザインを選ぶのがおススメです。
これらのデザインに用いられる素材は、共生地といって、ジャケットを仕立てる生地と同じものを用いることも多いのですが、中にはエクセーヌというスエード調の人工皮革で作るとジャケットの上質感は増し、縫製上の扱いもしやすく、また色柄も豊富なため人気のオプション素材となっています。
エクセーヌ(Ecsaine)は、東レが開発・製造している人造皮革で、フェイクとはいうもののその独特の風合いから、天然素材では出せない便利な点も多く持つため、エクセーヌで仕立てたジャケットや、衿タブ等のように部分的につけられるオプションとして、オーダースーツでも多くのシーンで登場する服地となっています。
ジャケットの上衿に取り付けられる衿タブには、切替で取り付けられたり、上衿と一体となったもの、またその衿タブの形状も丸や角などいくつかの種類が。エルボーパッチは、ヒジ当てのこと、ガンパッチはツイードジャケットが狩猟用等に用いられたことから、銃を構える際に使われる肩から胸にかけての当て布。ガンフラップとも言われるものです。
これらの当て布に使われるエクセーヌ等の生地色は、ジャケットの生地色によって好きなものを選びます。

パッチポケットをツイードジャケットに付ける

ビジネススーツや、すこしかっちりめのジャケットに一般的に付けられるポケットがフタ付きの切りポケット(ポケット口に切り込みがあり、袋布が取り付けられているもの)とするなら、カジュアル色の強い、ハリスツイードやカシミア混、フラノやメルトンのジャケットには、ジャケットの表生地に貼り付けられるデザインとなるパッチポケットは、よく馴染みます。
このパッチポケットの形は、とても種類が豊富で、単純にジャケットと共生地を外側に貼り付けたものや、パッチポケットの形を真四角としたり、台形のほか、このアウトポケットは物入れのために、つけられているのではなく、主に飾りである意味合いが強いのですが、外付けの袋部分に、プリーツを内側の箱ヒダとなるように付けたり、逆の外ヒダで付けるなど、凝ったものも多く見かけます。
このアウトポケットに対して、フタを付けたり、そのフタをボタン止めとするというデザインもよりカジュアル度の高いジャケットとしては定番のデザインです。こういったデコラティブなデザインは、春夏ものの薄手なものでするよりも、ハリスツイードやドネガルツイードなどのがっしりとした目付けの厚地のもので装飾すると、フタも厚地で主張があり、ポケットそのものの存在感もよりアップ。せっかくの、アウトポケットデザインをより効果的に楽しめます。

ツイードジャケットにステッチを入れる

ジャケットに入れるステッチはビジネススーツには入れないことがお仕事用スーツ標準だったりすることもありますが、ステッチを入れるとするなら、比較的目立たず大人しめに入れる衿端に入れるコバステッチというもの。この場所に入れるステッチは、ミシンステッチでもセンス良く入ります。
ステッチを入れる箇所は、フロントステッチという場合、上衿(カラー)・下衿(ラペル)・フロント線・胸ポケット・腰ポケットというのが一般的で、これに総ステッチというと更にステッチの入る場所が増え、肩線・背縫い線・袖後ろ・ベント・フロントダーツとなり更にデコラティブなものに。
ツイードジャケットの中でも、ハリスツイードのようなざっくりした紡毛織物にステッチは目立たず、衿端などのコバステッチを入れたとしても、あるのかさえわからないほど。こういったツイード生地に入れるステッチは、縫製上許されるのならできるだけ太糸で衿端やフロント線よりも内側、しかも1本線でなくダブルステッチ、レールステッチなどよりアクセント度を高めるような工夫が必要です。
ハリスツイードジャケットなどの場合でも、無地系のものならステッチも効果がありますが、ガンクラブチェックなど多くの色柄を持つ近年のツイード生地などでは、衿のエッジをきれいに保つための端押さえ程度のつもりで入れるのが正解です。

ツイードジャケットの腰ポケットにアウトポケット

カントリー調だとかスポーティーなジャケット、カジュアル用に・・と、ビジネスや制服向きなデザインとは少し別な使い道をされるジャケットに、定番ともいえるのがアウトポケット。ビジネス標準の四角いフタの付いたポケットは、切り込みがある切りポケットと言われるのに対して、外(アウト)に貼り付けられたという様子から、アウトポケットとかパッチポケットと言われるもの。
ツイードジャケットがカントリー調といわれるのは、ハリスツイードやドネガルツイード、アイリッシュツイードなどツイード織物が、紡毛繊維という太く短い繊維でざっくり織られた野趣あふれる織物であるということ。スポーティーは、狩猟用のハンティングジャケットやシューティングジャケットなど、その昔、貴族など上流階級に好まれたスポーツに多く用いられた丈夫な素材であったことから。
アウトポケットにも数種類の形があり、単純に貼り付けたものから、フタ付きとするもの、フタ付きで釦止めなど。また、多くは腰位置のウエストポケットのみをアウトポケットとするのですが、胸位置のチェストポケットまでをアウトとする3パッチポケットもよりカジュアル感が増し、ツイード素材とはよく合います。