ツイード

ツイード生地のいろいろや、ツイードジャケット、スーツなどのアイテムについて

ツイード生地

世界三大ツイードで仕立てる

| by pitty | category ツイード生地

一口にツイードと言っても、スーツ地同様に様々は色柄や重さがあります。
まず言わずとも知れたツイードの代表は、スコットランド産のハリスツイードですね。
古くから手織りで作業しており、布は暑く・ザックリとした生地。
あえて染める事が出来ない死毛や極端に短い毛が混ざる事で、野趣あふれる独特な風合いと自然な色合いが特徴です。
アイルランド北西部のドニゴール州産のドネガルツイードも、有名なツイードですね。
カラーネップが用いられる為に、あちこちに色んな色の斑点が出ます
三つ目はスコットランド北方に生息するシェットランド種の羊毛から織られた、シェットランドツイードです。
寒暖差により細い毛と粗い毛が混ざったふんわりとしていて軽い感じがする生地です。
一口にツイードと言っても、産地によって色んな特徴があるのです。
本当に色んな生地があって迷ってしまうと思いますが、そこが楽しみでもありますよね。
定番のヘリンボーンやタータンチェック、ピンヘッドチェックなどなど
冬には欠かせないツイード生地で暖かく、そしてお洒落に外出を楽しんではいかがでしょうか

ツイードジャケットらしさを醸し出すタブカラー

スコットランドで生まれたツイードジャケットは、上流階級の紳士が愛用していました。
起源は1830年代に遡り、厳しい自然環境から身を守る為に使用されていた作業着の生地がツイードです。
丈夫で防寒に優れ機能的な生地で作られたジャケットは、
ハンティングやフィッシングを嗜むイギリスの特権階級の人々にすぐ受け入れられました。
襟部分の「タブカラー」は防寒着の伝統的なデザインと言えるでしょう!
これは、イギリスやスコットランドで狩猟用の衣服に用いられた工夫で
雨や風が強い荒天時に襟を立てて、上襟の先のボタン穴と反対側の襟のボタンを合わせ防風・防寒していた。
現在では、ディテールだけで釦を止める仕様にはなっていないのですが、
防風・防寒の為に作られたツイードジャケットにピッタリのデザインと言えます。
また、タブカラーをジャケットの生地とは違う別生地で作るとお洒落感が増し、素朴なツイードジャケットに違う味わいが出るでしょう。
機能的なディテールの名残が数多くあります。
衿タブ同様に防寒用のストロータブ、ダメージを受けやすい肘を補強するエルボーパッチ、動きやすさを増す為のアクションプリーツなど。