前立て釦止めにしてリネンパンツをクラシックに

スラックスの前立てというのは、いわゆる社会の窓というもので、男性がおしっこをするときに必ずお世話になる、現在ではジッパー(チャック)で出来ている、スラックス的付属となります。このジッパーというものは、比較的新しいもので、この便利なジッパーが発明、商品化されるまでは、布地を開閉する部分には、必ずといって良いほど、釦穴+釦の組み合わせで構成される「釦止め」が付けられていました。
これが、ジッパーに取って替わられることになるのですが、スーツの部分では相変わらずのフロント釦は釦止め、パンツの後ろ釦や、袖本開きなども、伝統的スーツとしては、なかなか変えがたい部分なのですが、見えない部分、小用をたす時に開閉する前立て部分については、機能性重視と洋服業界も動いたのでしょうか、その多くが現在ではチャック。
オーダーパンツ的オプションとしても、標準仕様のチャックは無料対応ですが、この前立て部分が釦止めとなると、有料オプション対応になってしまうのは仕方のないことかも知れません。。
さすがに7月になるとスーツもできるだけ涼しく、パンツも涼しく。お仕事上、許される方なら、リネンのパンツで過ごしたいという方も多いはず。そんな方におススメなのが、より涼しく、履くだけで、気分もぐっとクラシックに盛り上がる、前立て釦止めという選択は、大いにありだと思います^^

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