ゆったりなシルエットのリネンジャケット、リネンパンツ

どうしてもタイトなシルエットのジャケットやスーツがかっこ良く見えてしまうのは、やはりそれが流行というものなのだろうと思う。ハヤリというものは、そういったもので、このタイトの兆しが見えはじめて、オーダースーツでもその傾向を追うようになってから10年近くになるかも知れません。個人的には、あの松本伊代のご主人のヒロミがなにかで言っていた「チビT」というものが、タイトな衣服を目にしたはじめてだと思う。
そういえば、カービーダンスの人はまたダンススタジオを閉めてしまったらしいですね、関係ないですが、同業のフィットネスクラブを経営しているヒロミは、身体を鍛えているのだろうかと今思った。
けっこう長いタイトスーツ傾向のトレンドは、リネンジャケットやパンツについてはどうなんだろう。その昔、草刈正雄と渡辺貞夫が夏イメージの香水、資生堂のタクティクスだったかに出ていたときのリネンパンツ(だったと思う)は、プールサイドの風にひらひらとなびくほどなゆとり感。本来なところ、リネンパンツなどの夏衣料といったものは、ステテコ、ダボシャツなどに代表されるようにゆったりあるべきなのではと思う。
世代的にはツータックパンツ、アルマーニからのソフトスーツが1着目スーツ。ジャケットだけゆったりでパンツはタイト、ジャケットはタイトでパンツはゆったりめといった、一部トレンドを取り入れたリネンジャケット、パンツというのも特にリネン素材では試してみたいところです。

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