麻・リネン

リネン・麻スーツ、リネン・麻ジャケット、リネン・麻パンツについて

リネンスーツ・ジャケット

リネンスーツをクリーニングするときの注意点

| by pitty_linen | category リネンスーツ・ジャケット

リネンとクリーニングとなると、思い浮かぶのがリネンサプライ。このリネンサプライを社名に掲げるところも多いので、業種といって良いものだと推測する。
ネットで調べてみると、リネンサプライのリネンは麻に限ったものではなく、業界的にはタオルをはじめシーツやテーブルクロスなど多くの布地を含むものとしているようですが、その布地全般を示したい言葉にリネンをもってきたのは、リネンこそ古来テーブルまわり、キッチンまわりなどに適した生地と考えられていたため。それはやはりリネンのもつ、雑菌の繁殖を防ぐという清潔素材だからだと思われます。
また、リネンサプライのサプライは供給するという意味で、これは中学生ぐらいにならった英単語にあったような気がします。つまりは、シーツやタオルなどの布地をクリーニングして繰り返し使ってもらうために供給してくれるのがリネンサプライ。
夏も終わりの今頃になると、リネンジャケットやリネンパンツのクリーニングを考えなければなりません。数回しか着ていないお気に入りのリネンアイテムも、夏は汗をかきますし、ほっておくとシミになりがち。またばい菌も心配。
特に新調したばかりのリネンには、のりが強くついているので、必ずクリーニングするのがおススメ。ただ、リネンは着用に適した素材であることには間違いないのですが、洗濯、クリーニング時などの摩擦によって、毛羽立ち、白化しやすいもののため、注意が必要。この毛羽立ち感が、シーツや衣類など直接肌に触れるもの場合には、柔らかさになるのですが、アウター的リネンスーツやジャケットには見た目にあまり好ましくありません。

ピュアリネンと言おうリネン100%

| by pitty_linen | category 麻・リネンのライフスタイル

目から鱗が落ちたとはこのことだと思った。さんざん、この春先からいまの夏シーズン真っ盛りまで、麻、つまりリネン生地と毎日顔を合わせていながら、オーダー服地では普通リネンといえば、リネン100%なところ、その言い方。
ピュアリネン・・、なんてすがすがしい響きなんだろうと思いました。来夏シーズンからはこのピュアリネンでいこうよ。
しかも、このピュアリネンは、単にリネン100%のことを表してくれるだけでなく、例えば後にスカイブルーのピュアリネン100%ジャケット。お仕事用クールビズにおススメなネイビーのピュアリネン100%ジャケットなど、そのあとにくるリネン素材としていいイメージでご案内したい商品との結びつきも頗る良い。天然ものはみんなピュアといってしまっても良さそう。
決してブレンド素材がピュアなイメージでないということではなく、コットンの良さを生かすためにリネン+コットンや、ウールのしなやかさを適度に取り入れたリネン+ウールも、若干染色性に劣るリネンをいろんな意味でカバーしてくれる。
「ピュア」といえば昭和の人はきっと、尾崎亜美の「マイピュアレディー」を思い出すだろう。小林麻美が出ていた資生堂のコマーシャルソングですね。懐かしい。

着用時のほうが涼しいリネンの気化熱効果

| by pitty_linen | category 麻・リネンの特徴

リネンで作られたスーツやジャケットなどが夏用の素材と言われるのには、リネンが秋冬用といわれる一般に厚手で目詰まりの良い生地に比べ薄手であるということのほか、その高い吸湿性を持つことによります。
もちろん、リネン素材着用時に暑い直射日光を防いでくれる、着るものが少なくなる夏シーズンに、物入れがわりにポケットのついた薄手リネンジャケットを着るという使い方も良く聞きます。
リネンスーツなどリネン素材にある吸湿性は、衣服内の湿気を外部に逃がす性質のことで、その際に生じる、いわゆる「気化熱を奪う」という作用が、リネン素材を身につけている着用者に涼しさを感じさせることになります。
この気化熱を奪うことで、涼しさを得ることは、古くから夏の昼下がりなど日常的に行われてきた、「打ち水」も同じ効果を狙ったもの。玄関や庭などに打ち水をし、その水分が蒸発するときに、周囲の熱を奪う気化熱が気温を下げてくれるもの。
また、「風呂上りには、急に体が冷えるから、風邪を引かないように・・」は、単純に風呂上りからの寒暖差に体がついていかないということよりも、身体についた水分が湯気となって蒸発することで、気化熱が奪われ体温が低下することを心配したもの。
リネン素材を着用することは、この気化熱を奪う作用を着ることで生じさせることになります。。

リネンにもあるネップ

| by pitty_linen | category 麻・リネンの特徴

ネップは繊維や糸から製織される織物には避けて通ることができない、いわゆる織物の不具合なのですが、スーツ地のようなウールに出ると欠陥品、ネップツイードの代表とされるホームスパンやドネガルツイードなどの場合には、ネップという自然にできるこの不具合を大きな特徴としています。
このネップは、繊維の太さが違うことを原因として、製織するときに糸が絡まってできてしまったものなので、ネップができる経緯は欠陥でも、その自然にできたネップのもつ風合いから、素朴だとか、カントリー調だとか、手紡ぎ家内生産的なところから生まれた人の手の暖かみのある生地などと形容され、逆に好まれるところとなっています。
ただ、ホームスパンなどの場合と違い、リネンに出るネップも確かに天然素材ならではの自然な風合いを持つイメージがあるものの、あまりジャケットの目立つ位置に見えたりすると、ちょっと・・と抵抗のある人もあるかも知れません。オーダーで仕立てるリネン・麻スーツの場合には、生地の要尺に余裕のある場合には、ネップの出る場所などまで計算して作ったりもします。
ジャケットならできれば背面や、裾の目立たない位置や、見返し、縫込みなどに入れることができればまったく理想的ですね。。