リネンスーツをクリーニングするときの注意点

リネンとクリーニングとなると、思い浮かぶのがリネンサプライ。このリネンサプライを社名に掲げるところも多いので、業種といって良いものだと推測する。
ネットで調べてみると、リネンサプライのリネンは麻に限ったものではなく、業界的にはタオルをはじめシーツやテーブルクロスなど多くの布地を含むものとしているようですが、その布地全般を示したい言葉にリネンをもってきたのは、リネンこそ古来テーブルまわり、キッチンまわりなどに適した生地と考えられていたため。それはやはりリネンのもつ、雑菌の繁殖を防ぐという清潔素材だからだと思われます。
また、リネンサプライのサプライは供給するという意味で、これは中学生ぐらいにならった英単語にあったような気がします。つまりは、シーツやタオルなどの布地をクリーニングして繰り返し使ってもらうために供給してくれるのがリネンサプライ。
夏も終わりの今頃になると、リネンジャケットやリネンパンツのクリーニングを考えなければなりません。数回しか着ていないお気に入りのリネンアイテムも、夏は汗をかきますし、ほっておくとシミになりがち。またばい菌も心配。
特に新調したばかりのリネンには、のりが強くついているので、必ずクリーニングするのがおススメ。ただ、リネンは着用に適した素材であることには間違いないのですが、洗濯、クリーニング時などの摩擦によって、毛羽立ち、白化しやすいもののため、注意が必要。この毛羽立ち感が、シーツや衣類など直接肌に触れるもの場合には、柔らかさになるのですが、アウター的リネンスーツやジャケットには見た目にあまり好ましくありません。

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