リネンスーツとパナマ帽

今では驚かれると思いますが、戦前戦中の夏の大人スタイルと言えばリネンスーツにパナマ帽が定番でした。
ゴルファーの方が良く被っているの帽子ですね。
普段あまり見かけないですが、明治から昭和初期頃までは誰もが当たり前のように帽子を被っていました。
当時は低い建物が多く夏に帽子を被らなければ日射病になってしまいますし、これは英国の影響を受けたからです。
そして戦後アメリカの影響を受けて帽子を被らないスタイルになったのです。
リネンは綿等に比べると、淡い色合いなので、真っピンクや真っ青など着る事に抵抗のある男性でも、抵抗なく袖を通す事が出来ると思います。
シワが特徴ですが、最近は技術の発展でシワの目立ちにくいリネンもあります。
勿論そのシワが好きな方に存分に楽しんで頂ける生地もあります。

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