高温多湿の日本で麻素材が愛用されたワケとは

日本には梅雨があり、その先に待っているのは高温多湿な夏。
天然素材の中でトップクラスの涼しさを持っている麻素材ですが、蚊帳もかつては麻で作られていました。
ナイロンや綿で作られた蚊帳よりも体感温度が1,2度下がるそうです。
なんと古代エジプト時代から網やロープなど生活する為の道具にも使わて、もちろん肌着にも。
フランス語である「ラン」がランジェリーの語源とも言われています。
他の繊維に比べても保温性が低く、放熱し、快適な清涼感を与えてくれるのです。
汗ばんでも肌に密着せずベタベタ嫌な感じを受けない、高温多湿な日本で麻を日常生活に取り入れた先人達の知恵は合理的なのです。

カテゴリー: 麻・リネンの特徴 パーマリンク