日本の麻文化を紐解く

日本の服文化を語る上で欠かせないものが”麻”です。
明治時代以前の日本人が纏っていたのは綿よりも麻で、江戸の人々は麻の葉っぱ模様の着物に熱狂していました。
というのも日本で綿が普及したのは江戸時代初期からで、衣類以外のも綱だったり布製日用品の多くは麻で作られていた。
庶民に浸透していた素材である一方で、幕府への献上品として贈られるなど幅広く活用された。
さらに神事と関わりもあって、神社でお祓いするときに使う御幣や横綱が締める綱にも用いられている。
日本のありとあらゆる人たちや場所で麻素材が活躍しているのは意外だったでしょうか?
なんとなく春夏用ジャケットだとか寝具類といったイメージが強いからでしょうかね。
暖かい春が早く来てほしいですね!

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