夏用のジャケットやワンピースはヨーロッパリネン・フレンチリネンで仕立てる

一口に麻言っても20以上の種類があるんです
リネン、ラミー、ヘンプ、ケナフ、ジュート、アバカ、サイザルなどなど
前半の2種類は良く衣類に利用されています
繊維が強い、シャリシャリ感があり通気性が良い、吸熱、発散性に優れる、上品な光沢などなど
あまり知られていない特徴が混紡性に優れているという事
他の繊維と一緒に織り交ぜても麻の特性は失われずに、むしろ違う繊維と混ざる事で新しい風合いが生まれ広い用途に使われています
リネンの中でもフランス北部で栽培された麻は上質でフレンチリネンと呼ばれています
フランス北部は涼しい気候と豊富な水に恵まれていて最上級のリネン栽培に適しているのです
ベルギーやオランダも品質の良いリネンを栽培していてヨーロッパリネンと言われフレンチリネン同様に質が良く有名です
また質の良いリネンを生産するにはかなり高度な紡績技術や経験が求められ微妙な温度や湿度の管理、染色技術も非常に難しいと言われています
長い歴史と伝統に裏打ちされら技術がフランス北部やヨーロッパの諸地域にはあるのでしょう
最上級のリネンは長く着る程にくったく柔らかく肌に馴染んでいるのが良さであります
これから暑くなる時期を快適に過ごす為のアイテム、キチンとした時もカジュアルな的にも決められる
1枚持っていると便利なジャケットです
CELC(ヨーロッパリネン連盟)という機関がある
欧州のリネンの生産や工程全ての過程の業者を集めたヨーロッパ唯一の農産業組織です
高品質なヨーロッパリネン製品に与えられる唯一の称号がマスター・オブ・リネンです
こういった組織がある事によってフレンチリネン、ヨーロッパリネンの質の高いリネンが生産されるんですね

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