月別アーカイブ: 2019年2月

コットンの染色と化学の関係

綿素材にはあらゆる発色の良いカラーバリエーションがありますね。
例えば王道なのはベージュのコットン
それからオリーブグリーンから原色のようなものまで色々あります。
ところで、なぜ染まるのでしょうか?
これには化学と深い関係があるので、少しだけ紹介したいと思っております。
構造として、水に溶ける性質を持っている色素が、繊維に吸収されると
洗って落ちることがなく繊維に吸われたままの現象が起きる、それが染色です。
毎シーズンにはラルスミアニの新色を見るのが楽しい。

春夏の装いにコットンスーツを

春にはコットンスーツで見た目も着心地もスッキリ涼しげに見せたいですよね。
汗をかくことが多くなってくるので、吸湿性の高い綿がオススメなんです。
ジャケパン人気が高まっているので、ジャケット単品でもスーツでもカジュアル・ビジネスと使えますし使い勝手がよい。
冬は暗いダークな色が好まれがちですので、コットンの発色のいい生地はとても気分を変えるのにも効果があります。
ストレッチ素材が混紡されたコットンもありますし、色のバリエーションは本当に豊富です。
シーズン毎に新色が入荷されるので、微妙な色違いまで揃えることが可能。
オンオフ使える綿スーツをぜひ!

そろそろ春夏、綿ジャケットを意識する

先日はものすごく暖かな陽気でしたが、この週末は寒波が来ていると仰っていました。
といいつつも、春はもうすぐそこまで来ています。
植物も動物もいまかいまかと待ち望んでいるでしょう。
そこで、衣服に目を向けてみると綿ジャケットやコットンスラックスが欲しくなりますし活躍しますよね。
ビジネスでのジャケパンスタイルでも休日のオフスタイルでもお洒落に着こなしができます。
リネンと同様に天然繊維であり、春夏生地の定番。
ポリウレタンが数%混紡された、ストレッチが効いたコットンなんかもあって、履き心地も変わってくる。
モールスキンのようなコットン素材もあって、秋冬に寄った生地もあります。

コットンと発展途上国の話

ここで問題です!
世界ではどのくらいの人々がコットンの生産に関わっているのでしょうか?
正解は、世界70ヵ国以上で約1億世帯が従事しているようです。
カメルーンやパキスタンやマリといった発展途上国では国を支える大事な輸出品となっています。
その中でもインドは世界最大の面積を持っていて、生産量は世界2位に位置しています。
ただ、現実は厳しいものとなっている…。
40万人以上の子どもが働いていて、その多くは女の子と言われています。
そして学校にも通えずに、家計を助けるために頑張っているのです。
ただ私たちの生活はコットン製品で溢れていますし、例えば綿ジャケットやコットンスラックスといったもの。
もう春先はすぐそこまで来ています。