世の中にはコットン製品で溢れ活躍していますが、戦時中にもその特性を十分に発揮していた。
北アフリカで英米と激戦を繰り広げた、いわゆる北アフリカ戦線でドイツ軍が着用していたコットン製の軍服は、灼熱の気候に耐えうる熱帯用であった。
色は薄いオリーブのようなものであったが、洗濯を繰り返し繰り返し行う必要があったので、色がとても落ちやすく白色に近づくまで使い込まれる服もすくなくなかったそうです。
ズボンには半ズボン、長ズボン、乗馬ズボンの3種類があって、この戦線では他の戦域に比べると服装の自由度が高かった。
正規のものでない鹵獲品(敵対勢力から奪った兵器や物資)を身につけていることも多かったよう。
このように灼熱の地アフリカでもコットンの魅力は存分に発揮されていたワケです。
なんだかミリタリー調のコットンジャケットが仕立てたくなってきませんか?