有名コットン服地ブランド「ラルスミアーニ」と合羽の意外な話

ラルスミアーニの創業者であるグリエルモ・ミアーニは1922年にミラノで仕立て業を始めました。
政治家や起業家や芸術家など次々と顧客を獲得していきます。
有名なところでいくとチャップリンとか。
そして1936年に転機が訪れるのです。
オーダースーツの仕立てと並行してレインコートの生産を開始したことで爆発的に成長していきました。
そのレインコートの名前がラルスミアーニ(LARUSMIANI)なのです。
水鳥を意味するラルスと創業者のミアーニを組み合わせたブランド名で、ミアーニは4つのショップをオープンしましたがモンテナポレオーネ通りに開業したショップは現在も健在。
スーツ好きファッション好きは是非、観光の際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか

コーデュロイの歴史を紐解く

もう夏本番も終わりだんだんと気温も落ち着いてきて秋っぽくなってきましたね
季節を先取りしてコーデュロイについて書こうと思います。
さてコーデュロイの始まりはフランス王朝時代まで遡ります。
あのルイ14世は召使に織物業者から献上されたコーデュロイを制服としていたそうです。
そして18世紀半ば産業革命によってイギリスに伝わり上流階級のカジュアルウェアとして愛用されました。
アメリカでは1950年代にアイビースタイルの定番素材となり、日本では明治頃から草履や下駄の鼻緒にコーデュロイを使ったものが人気だった。
1960年代になるとアメリカのアイビースタイルやアメカジスタイルが流行し、同時にコーデュロイも浸透していきました。

コードレーンで涼しくお洒落に旅行を楽しむ

夏素材の1つとして注目してほしいのがコードレーンだ。
タテ方向に白と主に青色が細かい畝をなしているストライプ柄の生地です。
綿100%の物が多く吸湿性が高い
この畝のおかげで肌に密着する面積が少なくなりサラッと着こなせるのだ。
この色柄もマリンっぽくてまさに夏素材という感じがします。
アメリカではコードレーンで仕立てられたスーツをアイスクリームスーツと呼ぶんだとか。
なんとなく色使いや雰囲気ばバニラ混ざったアイスに似ているからでしょうか。
真夏の太陽に映えるオフ感のあるジャケットで夏の旅行を楽しんでみるのはいかがでしょうか
シアサッカーなど夏素材にはまだまだ魅力的なものがたくさんありますので、まだ紹介させて下さい

この春夏はコットンジャケットでお出掛けしましょ?

マスク着用ルールが緩和されてだんだんとコロナ前に戻っている感じがある
まぁ本格的なマスク着用されてから2回目の夏を迎えようとしていますね
もう暑くて嫌だという雰囲気もありますし良いタイミングなのではないでしょうか?
マスク無しでお洒落を愉しむ夏季休暇だと願うばかりです。
麻やコットンに身を包んで写真を取り思い出を残しましょう!
各ブランドからコットン素材が展開されていますので、是非1着ご検討下さい
もう海外では当たり前のようにマスクを外している光景をニュースで見ると羨ましくて仕方がありません…。

オフィスカジュアルにコットンスーツを

一般的にはビジネススーツというとウール地のものが多いですが
コットンスーツでもデザインが奇抜だったり色が派手でなければお薦めです。
夏場やオフィスカジュアルの場ではコットンスーツを着用する機会は増えますし、ビジネス・カジュアル共に対応出来るので使い勝手も良いですしね。
コットンは自宅でも洗濯が出来るので手入れはしやすいのですが、型崩れ等の心配がある方はクリーニングに出しましょう!
ウェットクリーニングが色落ちが回復するので、是非活用してみて下さい。
洗濯機で洗う場合にはスーツを裏返しにして、なるべく弱いモードで洗うようにお願いします
この春夏シーズンに是非お仕立て下さい

コットンの染色について

コットンがあれだけ発色が良く色鮮やかなのか染色性が高い為。
そのため様々な染め方が出来ます。
糸の状態で染める先染め・布の状態で染める後染・製品化した後で行う製品染めなどあらゆる染め方が可能です。
ポリエステルなどの化学繊維は非常に高温な環境(130度以上)でないと行う事が出来ないんですが
綿の場合は50~70度程度でも染色する事が可能なんです。
ですからあれだけのカラーバリエーションが作れるという訳なんです。
こういったファッション性だけではなく、
肌触りが良くなめらかなので敏感肌の方やアトピー性皮膚炎の方や赤ちゃんにもお薦めされています。
コットンジャケットやコットンスラックスをコーディネートに取り入れてみましょう!

カジュアルビスで人気なコットンアイテム

だんだんと服装が自由な会社も増えつつあってビジネスシーンのカジュアル化も進んでいます
それでいてカチッとした印象は残しておきたい人にとってコットンアイテムは重宝します。
ラフな感じもありつつ綺麗めなファッションになりますからね。
やはり一着目はベージュ系統が着回しやすいのでお薦めです。
それから幅を広げていって黒や紺といった方が多いのではないでしょうか。
ラルスミアーニやホーランド&シェリーのコットンクラシックスはカラーバリエーション豊富です。
目付が違ったりポリウレタンが混紡されていたり、お好みのコットン素材があるはずです。

だんだんと春の陽気になってきたのでコットンの話

3月に入り2月の寒さとは違う暖かさを感じる時間が長くなってきましたね
だんだんと春夏物が動き始めてきました
コットンや麻など初夏らしい素材はやはり高い人気があります。
ラルスミアーニはコットン素材の定番とも言うべきブランドですね。
コットンの製造に関してイタリア最大手で、高い品質とブランド力で愛され続けています。
カラーバリエーションは毎年15色程度で、定番から奇抜な物まで取り揃っています。
ジャケパン人気からコットン生地に魅せられている人は多いのではないでしょうか。
ビジネスからオフでのカチッとした綺麗めファッションまで幅広く活用出来るのも良いですよね。

インドと英国と綿

産業革命以前のイギリスでは羊毛製品の製造が盛んに行われていましたが
18世紀になるとウールからコットンに変わっていきます。
そのきっかけはインド。
イギリスはインドからお茶などを輸入していたのですが、その中に手織りの綿織物があって、大ブームとなった。
着心地良し軽いし柄も綺麗で、一気に普及していったのです。
羊毛製品が売れなくなって困った業者は政府に対して輸入禁止を働きかけ、禁止措置を取ってもらいました。
ところがあまりにインド綿が良かった為、輸入が出来ないなら自分たちで作ってしまおう、という考えになったそう。
それが大量生産をもたらす産業革命のきっかけになったと言われています。

アトピーなど肌が敏感な人にお薦めなコットン素材

ポリエステルなど化学繊維の素材で作られた衣服で肌が赤くなったりかゆみが出たりという経験がございませんか?
敏感肌にとって大敵であります。
肌に優しい素材が綿と言われていて、それ繊維の先端が丸くなっているので刺激する事がないからです。
オーダースーツの場合には、直接肌に触れるポケットの袋布やスラックスのヒザ裏をお好みの生地に変更出来ます。
例えば表生地と同じリネン素材にして、麻の肌触りを存分に感じれるようにしたりとか。
裏地などをどこかの生地問屋さんかた直接仕入れて、それを使ったりする事も出来ます。
案外肌に悩みを抱えている人は多いのではないかと思いますので、是非お問い合わせ下さい!