サマージャケットでお洒落に過ごす

春夏向きのテーラードジャケットの総称で、薄くて軽い素材が主。
例えばコットンです。
通年で着用する事も出来るので、とても汎用性も高い。
最近ではビジネスシーンにおけるクールビズやオフィスカジュアルも浸透してきてコットンジャケットやコットンスラックスが人気です。
コットンサッカーといった独特で涼し気な素材感を持つ物もお薦めです。
どうしても暑さに耐えられない方は、盛夏用のスーツなんてものもありますよ。
こういったサマージャケットがあるとお洒落ですので、まずは黒や紺などの定番色から。
アンコンや裏地を極力省いた仕立てにすると、より過ごしやすい1着になります。

綿の育て方

オールシーズン活躍するコットン素材ですが、意外に綿(わた)を良く知らない方も多いでしょう。
ハイビスカスに似ていて美しい花を咲かせ、約1か月で実が割れて、コットンボールが見えます。
コットンボールが弾けた様子は「棉吹く」という秋の季語になっています。
日当たりと風通しの良い場所で、酸性土壌が苦手なので植え付け2週間前に苦土石灰で中和しておきます。
鉢植えも庭植えも土が乾いたら水をたっぷり、特に鉢植えでは水切れさせないようにします。
白いものだけでなく、茶色や緑色や青色もあります。
いろんな色のコットンボールを見てみたくなりますよね。
7月上旬から11月頃までが花と綿の鑑賞時期になっているので、ぜひお試し下さい

梅雨時期のコットンスーツのお手入れ

春夏のイメージあるコットンスーツですが
春夏用だけでなく秋冬用だったりちょっと厚手のオールシーズン対応しているものまで幅広くあるんんです。
カラーバリエーション豊富なのも特徴で、オーソドックスなベージュ系統や黒紺だったり、形容するのが難しい色まで。
本当に様々な色が展開されていて、クローゼットに数色あれば、その日の気分でコーディネートを楽しめます!
梅雨入り本番なので、雨に濡れてしまった時のお手入れをご紹介したいと思います。
まず乾いたタオルで十分に湿気を取り、風通しのいい場所で完全に乾くまで陰干しします。
木製のハンバーだと乾きが早くなり、濡れた状態で直接日光を当てると色あせの原因になってしまうので注意しましょう。
これらをやっておけばコットンスーツが長持ちしますし、綺麗に保てるでしょう。

コットンジャケットにステッチを入れる

春夏定番の服地と言えばコットンですよね。
クールビスや職場での服装が自由になってきた今だからこそコットンジャケットにもう一度注目してみる。
好きなジャケットモデルなど色々あると思いますが、ステッチを入れると格段にお洒落度がアップすると思う。
なにせかなりステッチが目立つのだ!
オーダースーツ店ならば、ステッチの色を自由に変える事が出来るし、巾もある程度指定が出来る。
例えば裏地の色に近いですとか、釦より1トーン明るめにとかそういった指定です。
肩線や背縫い線にも入れる総ステッチも人気なデザインです。
補強的な意味合いもありますので、とてもオススメ!

なぜコットンはシワができるのか?

コットン素材は糸の反発性が低い。つまり元に戻ろうとする力が弱いのでシワが付きやすいしなかなか回復しない原因なのです。麻やレーヨンも同様です。
逆にポリエステルは反発性が高いので、元に戻ろうとする力が強くシワになりにくく、回復力もあります。
ポリエステルとコットンが混紡されたジャケット生地もありますし、それぞれの繊維の特徴をマイルドにしたブレンド素材は、肌触りも生地感も風変わりで面白いですよ

上質なコットンを展開するラルスミアーニ

ラルスミアーニと言えばコットンとなるくらい綿生地の生産においてイタリアでも大手のミル。
ラテン語でかもめを意味していて、1922年に創業者グリエルモ・ミアーニがカスタムテーラー業を起こした事がた事がブランドの始まり。
春夏物はもちろん厚手で少し毛羽立っている秋冬物も展開しています。
豊富な色展開されていて、カジュアルにもビジネスにも使えますしオススメです。
何色が持っておいてコットンコーディネートを楽しみましょう!
スーツは勿論ですがジャケット・スラックス単品も大変人気があります。
仕事着もカジュアルな傾向にあるので、オンオフ使えるコットン素材はとても魅力だと思います。

麻に代わって綿

綿素材が主な衣服素材として普及するようになる16世紀頃まで庶民が身に付けていたのは麻素材でした。
古代中世も麻で、絹や屑といった繊維も使われていた。
現在のような優れた紡績技術もなく麻だけで冬を越すとなると、何枚も何枚も重ね着をしなければいけないので大変だったようです。
加工のしやすさと暖かさを兼ね備えた綿は江戸時代に栽培が始まると、急速に民衆の生活に入っていきました。
また藍に良く染まったため綿と共に藍染めも広まっていきました。
日本各地で綿素材の工芸品があり会津木綿や遠州織物なんかがそうで、素晴らしい伝統を受け継いでいます。
オーダースーツの服地としても人気が高くビジネス用ジャケパンやお休みの日まで幅広く活躍します。

日本における綿の歴史

日本に初めて綿が伝来したのは8世紀末頃とされていて、799年に三河国に漂着した崑崙人が伝え、
翌年に紀伊などの国に綿の種子を配って、試しに植えさせた事からだそうです。
とても古い歴史がありますよね。
でもこの時に植えられた綿は定着することなかったみたいです。
国内生産の最も古い史料には、1494年に木綿一反が奉納されていた事が記されているので
15世紀末頃には綿栽培が始まった時期だと考えられている。
ファッションと歴史はとても結び付きがあって、面白いですよね。
その時その時の時代背景が反映されていますし、化学繊維なんてない時代の綿や麻は尚興味が沸きます。

コーディネートがぐっとお洒落になるコーデュロイ素材

もう秋を通り越して、冬と言っていい寒暖差になってきましたよね
お昼もそこそこ寒くて、夜はもう寒い!という感じ。
こんな季節にもってこいの素材がコーデュロイでしょう。
コーデュロイパンツやジャケットはお洒落アイテムの1つですし、コーディネートに加えたくなります。
ニット素材は相性抜群ですし、もちろんジャケット+スラックスのツーピースも外せないコーデ。
上品な光沢はフォーマルな場面でも落ち着いた場面でも、良い印象を与えてくれるでしょう。
ぜひ、この冬はありとあらゆるコーデュロイのコーディネートに挑戦してみて下さい!

理想のコットンスーツを手に入れる!

こちらは風が強いんですが、晴れの日が続いていて春がそこまで来ているなという感じ。
今年も相変わらず雪も風花すら舞う事なく冬は終わりそうです。
仕事でもカジュアルな恰好をする人が増えてきて、コットンや麻のカジュアル素材が注目されています。
タレントさんがテレビでお洒落な色柄のジャケットを着いると真似したくなりますが、なかなか既製品だと見つからない。
オーダーなら出来るだけ近いデザインに出来るし、色柄だって豊富な中から選ぶことが出来ます!
コロナで在宅が多いからこそ、たまに出社する時にはちょっと気合入れてお洒落に着飾ってみてはいかがでしょうか?