月別アーカイブ: 2018年11月

肌が弱いと感じる方へ、コットンの優しさ

春夏のみならず厚手のコットンは秋冬に人気があり
まさにオールシーズンで活躍する素材はインダス文明のインドが原産と言われています。
ハイビスカスのような綺麗な黄色い花を咲かせて、虹色になり、そしてコットンボールと呼ばれる真っ白な綿の珠ができるのです。
長い毛と短い毛から成っているのですが、長い方はコットンの糸になって、短い方はオーダースーツの裏地などで良く使われるキュプラになります
そしてコットンの繊維は先端が丸くなっているので、肌への刺激が他の繊維に比べて少ない。
肌になんらかの異常があって皮膚科の先生に診てもらうと、衣類も大事だと言われました。
化学繊維は駄目でなるべくコットンなどの天然繊維が良いですよって。
ですから子供向けの衣服はコットン素材でることが多く、大変重宝されています。

デニムとコットンの関係性

デニムの似合う美脚に憧れを持つ人たちは多いだろう。
そんなデニム製品の元となっているコットンは4000年以上も前から栽培され人類に影響を与えてきた。
中国、インド、アメリカ、パキスタン、ブラジルなどが主な生産国となっていて、乾燥地帯で良く栽培されています。
雨水を利用した栽培ができるので、そういった便利なシステムをもっていない地上国でも栽培ができる。
一口にコットンといっても綿の長さで種類が別れ、製品の用途によって使い分けています。
なかでもコットンスーツは紳士服やオーダースーツでも人気のアイテムで、春夏の装いとして活躍しています。
色が豊富でハッキリとした発色をしているので、ステージ衣装なんかを仕立てる方もいらっしゃいます。

ラルスミアニのストレッチコットン

コットン100%とコットンにポリウレタンが2%や5%ほど混紡されている生地ではかなり違いがあります。
風合いもありながら伸縮性を保っています。
この伸縮性が着心地に影響を与え、少し楽にしてくれます。
また、スラックスにおいても伸び縮みするというのは動きのある仕事をされている方にもオススメです。
しかしどうしてもポリウレタン混は経年劣化があるので敬遠される方がいらっしゃるのも事実。
履き心地と経年劣化問題は要相談でしょうか。
最終的には好みの色柄があるかどうかで決まると思いますが、百聞は一見にしかずなのでまずはお気に入りのコットンを見つけてみましょう!

地厚なコットンはやはり一味違う

秋冬生地の代表格といえば「フランネル」や「ツイード」といったモノを想像しますでしょうか?
ここではモールスキンのコットンを紹介します!
“モグラの毛皮”が意味する通りに厚手なコットンで、太番手の綿糸を綾織りにして、生地表面が起毛されている。
ずっしり感と起毛感が、防寒もしっかり出来て、保温性も高い。
この冬はこんな素材でアウターを仕立てオシャレを楽しんでみてほしい。
ホーランド&シェリーが取り扱っているサンプルブックには「モールスキン」と「コーデュロイ」が並列して載っているのだが
なんともカラーバリエーションが豊富で迷ってしますんですよね。
まぁそれもオーダーの楽しみ♪