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コットンジャケットはビジネスでも休日でも

ジャケパンが浸透しカジュアルさが広まってきて綿素材のスーツやジャケットの人気も高くなってきた。
パンツ単品でもジャケット単品でも活躍してくれるのは、コットン素材のいいところ。
発色の良さなどから夏のオフのようなイメージが強いですが
生地的には春・夏・秋口まで着用できる使い勝手が良いのです。
さらに通勤にも休日どこかげ出かける時にも使えるのでとても汎用性が高い。
まずはネイビーから、そして明るい色を選ぶ。
寒い時期はやはり着用する服の色は黒くなりがちなので、春先はコットンの発色の良い明るい生地で気分を一転させましょう!
やはり1番コットンらしいのはベージュやライトベージュでしょう。
ラルスミアーニやホーランド&シェリーのコットン素材は、とてもオススメです。

最も身近な素材と言ってもいいコットン

日本国内の繊維消費量の約40%を占めている素材とは一体なんでしょうか?
正解は綿です。
寝具類から衣料品まで幅広く使われていて、私たちの日常生活に密接しています。
起源は古代インド(※諸説有)で、綿花の栽培に関するノウハウなどがアラビア商人によって西に伝えられ、ヨーロッパの東西に発展。
現在では、中国・アメリカ・インド・パキスタン・ロシアが主要な生産国となっています。
一方、日本では戦後末期に綿で織られたモノが輸入され、一部の武士の間で使用されていました。
そのあと日本国内で綿花の栽培が進んで、17世紀後半には麻に変わって一般階級にも広がっていった。
染色性や発色性が高く、鮮やかな色をしていますね。
水分を吸収して発散させる力に優れていて、さらっとした肌触りを持っています。

「休日にコットンスーツ」が似合う大人に

休日にスリーピースを着てどこかお洒落なバーにでも繰り出したい。
コットンスーツをさらりと着こなし、ネクタイを締めスエードの靴で颯爽と歩きたい。
コットンスーツを愛してやまないイタリア人、なんとイタリアはワインの生産量が世界一なのです。
休日にコットンスーツを着用してバーに出かけイタリアワインを嗜む、そんな優雅な日をイメージする。
栽培されている品種が多いからそれだけ味のバリエーションが豊富。
イタリアでは水より安いと言われている程に日常的に飲むモノで1リットルが150円で買えるんです。
1リットルが150円ですよ?
コットンで仕立てたスリーピースを着てイタリアンワインを飲む、映画のワンシーンでありますね。

アメリカのコットン産業

アメリカ国内においてコットンの元となる綿花栽培は農業で大きな割合を占めています。
フロリダ州などの南東部とテキサス州などの南西部が大きくそれぞれ、32%と45%となっています。
そしてミシシッピ州で19%とカリフォルニア州で4%といった感じ。
年間の出荷価格は55億ドル以上にもなり、28万人以上の雇用と1000億ドルの経済効果を生み出すのです。
その他にも、大豆や小麦が主な農作物。
日本食に欠かせない米。
アメリカでは日本のような短粒米ではなく、長粒米で最もこれを栽培しているのはカリフォルニア州となっています。
アジアでの平均消費量は136kgなのに対してアメリカはなんと12kgなのです。
最も消費するハワイ州でも45kgです。
数字で表されるとより文化の違いを感じますよね