コットン=必ず春夏向け素材という考え方は、そろそろ捨てたほうがいいのかも知れません。さすがに秋冬用とはコットンにあるイメージからは言いがたいですが、目付けも300g程度としっかりあるコットン生地はオールシーズンタイプのコットンとして、オーダースーツ店の店頭でも人気があります。
春夏には涼しく、秋冬には暖かく衣服内を保ってくれるコットンなので、比較的暖かめな秋冬が多い近年では、カジュアル感があり着心地も良く、丈夫なコットンの需要というものは増えてきて当然かも知れませんね。
ウール地に変えてビジネスで着るコットンスーツなら色はネイビー。清潔感がありますし、お仕事上まじめな感じを出すのには、最適な色。また、同じくビジネススーツに多いグレー系よりも、コットン素材についてはより多くの生地ブランドで展開しているのがネイビー色というところもあるかも知れません。グレイのコットン生地というのは、案外珍しいのですが、クールビズを含め、コットンがビジネス仕様としてより浸透することで、今後増えてくる色とは言えるかも知れません。
クールビズといっても、実際にジャケットが不要となるのは7月下旬から8月、そして9月初旬程度まで。少しジャケットを羽織りたいときには、ネイビージャケット、ネイビーで上下揃いのスーツというのが、手元に1着あるとお仕事上便利かも知れません。。
オーダースーツ Pitty Savile Row
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