コットンギャバジンの織り

だんだんとコットンジャケットを着たり、コットンスラックスを履いたりしたい陽気になってきましたね。
コットンの中でも特徴的なコットンギャバジン
きつく織られていて、綾目が急角度に出ていて、表面に光沢ハリがあります。
これはあのバーバーリーを創業したトーマス・バーバリーによって完成させられた。
綾織りによって丈夫になっていることは確かであるが、それよりも修理がすやすいという点に注目し採用されたようです。
生地を引っ掛けてしまった場合、たて糸が多い綾織りは裂け方が単純になるのです。
ジーンズも始めは平織りだったが、綾織りのデニムに、これは修理のしやすさからだと思われるのです。
バーバリーのトレンチコートにはトロピカルギャバジンなんていう素材で作られたモノがあるんですね。
軽く柔らかいのが特徴。
トロピカルってなんか響きがいいですよね。
カノニコのラスティック・トロピカルだったり、ドーメルのトロピカル・アマデウスだったり。
紳士服地でけっこう使われる言葉ですよね。