世界最大手の綿花輸出国であるアメリカは南部の17州が種まきから収穫までの工程すべて機械化されています。
年間2600万トンのうち400万トンを生産。
中国も同じように400万トン程度生産されています。
アメリカとは反対に中国綿は手摘みで収穫が行われています。
自由相場がないので農家は国に売却し、管理や加工においては国家機関の各部署が担当しています。
インドは世界で最も栽培品種が豊富な国となっています。
気候(モンスーン)に影響され生産量が不安定でしたが
遺伝子組み換え綿花によって、生産量を増幅させ、アメリカを追い抜いて中国に次ぐ第2位となりました。
栽培される地域によって綿花の個性が違ってきますし、紡がれる糸にも生地にも受け継がれていきます。