産業革命以前のイギリスでは羊毛製品の製造が盛んに行われていましたが
18世紀になるとウールからコットンに変わっていきます。
そのきっかけはインド。
イギリスはインドからお茶などを輸入していたのですが、その中に手織りの綿織物があって、大ブームとなった。
着心地良し軽いし柄も綺麗で、一気に普及していったのです。
羊毛製品が売れなくなって困った業者は政府に対して輸入禁止を働きかけ、禁止措置を取ってもらいました。
ところがあまりにインド綿が良かった為、輸入が出来ないなら自分たちで作ってしまおう、という考えになったそう。
それが大量生産をもたらす産業革命のきっかけになったと言われています。