シー・アイランドコットンは「幻のコットン」と呼ばれている。
英国王室がこのコットンを大変気に入った為に、長い間、英国が栽培から運輸まで厳しく管理していました。
糸を作るにしても英国で3社に独占されていたんです、まさに門外不出で品質と品位が守られ保たれてきたのです。
このようなコットンが生まれたキッカケは気候や風土にあります。
雨季と乾季のバランスが良く、綿を栽培するには最適で、シー・アイランドコットンはこの土地でしか出来ないのです。
綿繊維の中で最も長くて細く光沢もあり、120番手から400番手まで幅広く紡績が出来ます。
ちなみに他の綿に比べて50%も高く光を反射し、その光沢が美しい。
英国の独占状態にありましたが1975年に日本への供給が認められ、1980年には100%輸入が可能となったのです。