船の帆とワックスコットン

ワックスコットンの起源は15世紀まで遡り、
その始まりは船の帆なのです。
水夫がもっと動きを円滑にさせたいと潤滑油
としてフィッシュオイルを帆に塗っていました。

それはエジプトからワックスコットンが製造される
19世紀まで続きましたが、寒さ等に弱く耐久性が
まだまだでした。
色々な試行錯誤され、高い撥水性と通気性などが
人気となり、英国王室の貴族も愛用する事になります。

高級なエジプト綿とオイルとワックスで処理した
生地を使ったジャケット。
手間暇の掛かるメンテナンスが必要だが、その価値
があるので英国ではジャケットを代々受け継ぐ。
このように船の帆から英国王室も愛用するジャケットになる、面白い。