ブラジルといえばコーヒー豆が有名ですが、ここでは綿(コットン)栽培事情について触れていきます。
栽培が本格的に始まったのは16世紀からでマラニヨン州などで栽培されていて、1825年には輸出量の30%程度を占めていました。
しかし、1880年には北米の綿花栽培が盛んになってきて、ブラジルは衰退していった。
ブラジルでは綿花はまず工場に運ばれ綿花と綿実に分けられ、それぞれ綿布とニットに加工されます。
約3万社の紡績やその関連企業があって、自給自足が可能となって輸出国となっていた。
ここでちょっと小話を
1986年にこれまで100%コットンだったサッカーユニフォームにポリエステルが取り入れられ、従来のものより軽くなったそうです。
6回目の優勝を目指すブラジル代表が身にまとっているユニフォームは従来より繊維の数を減らして、フィット感が上がっていると。