スコットランドで誕生して、上流階級の紳士が着用する普段着になる所からスタートします。
1950年代には婦人服に取り入れられて、世界的にブームになります。
シャネルがデザインしたツイードスーツは社会進出していた女性の心を掴んだ
約100年前に日本の岩手にも伝わっていて、ホームスパンと呼ばれています。
昭和の時代を通してツイードの色染めを研究した染織家の及川全三さんは、こんな言葉を残しています。
「派手な色の組み合わせで渋い模様を作る」と。
ツイードはぱっと見とても地味な色に見えますが、近くで見るとたくさんの色で構成されている事が分かります。
何色もの糸を使って紡いで、色柄を作り出しているんです。
とても魅力的に奥深さを感じる所以ですね!