2015年12月

ライトツイードのジャケットは長いシーズン着られる

  • 2015.12.27

夏にはサマーツイード、冬には目が詰まった織りで重めのツイードが注目される事が多い。 ライトツイードは生地1mあたりの目付けが約350gと、ツイード素材としては軽め。 ツイードの風合いはそのままで、重厚になり過ぎない、都会的で着用するツイードとしては良いバランスを保っている。 春秋冬と長いシーズン着用できるジャケット生地として人気です。 ツイード地は、その重さから敬遠される方もいらっしゃるようですが […]

ダブルのツイードジャケットを仕立てる

  • 2015.12.20

バブル時代にダブダブが流行し「ダブル=バブル」というイメージが定着してしまい、1つの区切りとしてなのか、徐々に着る人がいなくなり、フェードアウトしていったダブルのスーツ。 フォーマルな場面でも、着心地感の窮屈さからか、敬遠されているような印象も感じられます。 タイトでショートなシングルスーツが主流となり、ダブルスーツを着る機会というのは少なくなりましたが、 近年、日本でダブルスーツが流行となる兆し […]

ツイードスラックスには総裏仕立てを

  • 2015.12.13

ツイード生地は織りが粗い為に、ジャケットを着る時やスラックスを履く時に、チクチクとした着心地に感じる事が多い。 総裏にした場合はチクチク感が無くなるだけでなく、ツイードスラックスの傷みを防止する効果もあるのです。 パンツの裾までの長さまで裏地の付いているモノをパンツ総裏と呼んでいる。 キュプラ裏地にすれば、滑りが良くなるので着脱する際、とても気持ちが良い。 オーダーの場合ですと、標準でヒザ裏が付け […]

アメトラとツイードジャケット

  • 2015.12.06

カントリー色の強いツイード生地には、アメトラが良く合います。 アメトラの代名詞であるフックベントは、オーダーらしく一風変わっていて、ベントの上側をカギ型に縫製された形である。 「アメトラ」とはアメリカ全体を象徴するスタイルだと思いがちですが「アメリカ東部」に限定された伝統的な服装なんです。 アメリカは広いですから、地域によって自然条件だったり文化が違うので、当然流行りの服装なども違っていた。 アメ […]