10月中旬だと言うのに日中は20度後半でまだまだ暑いですね。
と油断していると1か月後には寒くて早く夏になってほしいと思っているはずです。
オーダーですと約1か月後出来上がりには掛かるので今がご注文に適しています。
秋冬物が出揃ったばかりで生地が豊富。
やはり毎年ツイード生地は人気で定番のヘリンボーンや無地、チェック柄等の変わり種は入れ替わりがあります。
普通のヘリンボーンに飽きてしまった方はカラーネップが入った柄もありますよ。
ツイードジャケットに相性の良いオプションといえばエルボーパッチやガンパッチでしょう。
ぐんと無骨なお洒落感が強くなります。
「ツイードジャケット」カテゴリーアーカイブ
タータンチェックの歴史
夏が終わりだんだんと日が短くなってきて秋を感じる事も多くなってきました。
秋冬物を物色している方もいるんではないでしょうか?
オーダースーツ店ですとやはりツイードジャケットが人気で、定番色から風変わりなチェックまで豊富です。
なkでもタータンチェックはツイードを代表する柄です。
スコットランド・ハイランド地方で織られ、職人達は地元で採れる植物などから抽出した染料で柄を染めていました。
そしてその地域や親族の象徴となる柄が生まれていきます
スコットランドのエディンバラを訪れたイギリス国王のジョージ4世は「タータンフェスティバル」を開催し、参加者に一族のタータンを着用するように求めました。
この日の為に色んなタータンチェックが考えられたそう。
例えるならば日本の家紋みたいなものでしょうか。
アウターヘブリディーズ諸島の特産品を守り続ける職人たち
ファッションに詳しい人であればイギリス・スコットランドといえばハリスツイードだろう。
今日も丹念に織り上げていることでしょう。
1日10時間程度、紡績糸を織り、休みは日曜日だけだ。今は繁忙期かもしれない。
1993年に制定されたハリスツイード法ではハリスツイードとして売るには「アウターヘブリディーズ諸島のピュアバージンウールを染色・紡績し、島民が自宅で手織りして仕上げたもの」と定めている。
この法律がハリスツイードを唯一無二のモノにしている所以なのだ。
職人約160人が3工場と連携し年間150万メートルを生産し世界各国に輸出している。
例えばシャネルやでディオールやエルメスといった名だたるブランドもコレクションに使用している。
オーダースーツ業界では秋冬ジャケット定番の素材になっていますが、とても貴重で伝統を感じる。
ツイード素材の代表的な柄、ヘリンボーン
昨日は関東地方で大きな地震がありました
まだまだ暑い日中が続いていますが朝方と夕方以降は少し寒い感じでしょうか
秋冬の定番素材の1つツイード素材は、今年も不動の人気があります
中でもヘリンボーンは紛れもなく人気の柄ですし、象徴とも言えます。
ニシンの骨のような山形が連なっている柄です。
グレーのヘリンボーンが定番ですが、元々ハンティング用だった事もあってグリーンや茶系統も人気があります。
長い年月で着用出来ますし、また経年劣化してもヴィンテージ物の価値が生まれます。
繊維の油分水分が抜けて、カラッとした風合いも魅力的です
コロナ禍の運動不足をツイードランで解消
皆さんツイードランという言葉を知っていますか?
欧米の在住経験や英国好きや自転車好きの方は知っているかもしれません
イギリスのロンドンで2009年に始まったツイードランはニューヨークやシドニーなど世界各地で開催されている。
ランとは言っているがツイードの装いをしてサイクリングするイベントだ。
今は非常に多くのお洒落自転車があるしツイードスーツは言わずもがな秋冬ファッションの定番だ!
そんなイベントが楽しくない訳がない、お洒落をしてサイクリング楽しめるなんて最高の日だと思う。
ワクチン接種もだいぶ進みましたし、いかがだろうか?
ツイードジャケットはカントリージャケットがルーツ
スコットランドの労働者の作業服や普段着用の素材として使われていたツイード。
そんな素材を使ったテーラードジャケットが生まれたのは、優れた機能性を上流階級の紳士たちが気に入ったから。
ハンティングや釣りや乗馬といったスポーツをする時のジャケットには主にツイードが使われ
スーツの前身であるノーフォークジャケットにも採用された。
一般の民衆にはアウトドア時に着用するアイテムとして急速に受け入れられ、スポーツジャケットと呼ばれるようになる。
特に英国の田園地帯ではワークウェアとして、また普段着として浸透しました。
カントリーテイストのファッションには欠かせないアイテムなのだ!
イギリスで生まれたカントリージャケット
ここ最近になって一段と寒さが増してきたような気がします。
どこかのブランドショップで購入したベージュや黒のコートも良いですが
ツイードのスーツやコートやロングジャケットもなかなかお洒落ですよね。
ツイードジャケットのルーツを辿っていくと英国のカントリージャケットに由来していて
農家や漁師など防寒できる作業着として機能して、やがて英国貴族の乗馬や狩猟といったスポーツに発展していきました。
そういった名残に肩や肘には共生地やエクセーヌなどで付けられたパッチがあり、とても人気の高いデザインとなっています。
また色柄も様々で、英国的なタータンチェックやグレンチェックなども魅力の1つです。
いまこそツイードが活躍する時期
ここのところ暖冬だ暖冬だと言われていますが、でもやはり寒い季節に変わりはありませんね
ここでハリスツイードの上着などが活躍してくれます。
ツイードのような織りはとても魅力的で愛用者も多い。
ただツイードそのものの由来なんかは、意外と分からなかったりするし、そういった知識はなかなか得られない。
もともとはtweelと呼ばれていました。日本語にすると綾織になりますが、ツイードと呼ばれるようになったのは
請求書に間違えて書かれてしまったからだそです。
歴史を辿ってみるとこのようなパターンは多いですよね。
ツイード側付近の地域で作られていたので、そのように間違えてしまったみたい。
そして英国貴族に広まっていき、現在に至っているわけです。
エディンバラで見かけるハリスツイードの製品達
スコットランドに行きたい!!!
美しい街並みの中を歩いてハリー・ポッターの世界観に近づきたいと思っていて、そんな中で小説を読みたい。
どこを切り取っても絵画の一部になりそうで、カメラを持参して撮影もしてみたい。
スコッチウイスキーを嗜んでみたい。
そしてスコットランドといえばあの織り物が有名ですよね?
そうです、ハリスツイードです。
エディンバラではそういったハリスツイードのジャケットや小物が多く見られるそうなので、是非みてみたい!
海外ならではの雑貨屋さんもいいですよね。
街灯で照らされた建造物を見ながらバーにいって、いい感じにお酒が入った状態で、また街灯で照らされた建物をみる。
そんな1日を過ごしたいですね…。
ツイード素材に付いてる毛玉のようなもの
ハリスツイードで仕立てたスーツやジャケットやスラックスを見てみると毛玉?と思うような繊維が集まっている箇所があると思います。
それはネップと呼ばれ、糸同士が絡んで不規則に出来たものです。
大きなものから小さいもの、目立っているものやそうでないものもありますが、それがツイード素材も素朴で自然な味わいを醸し出しています。
ツイード素材で仕立てる際にはスリーピースがオススメです。
暖かさを存分に感じることが出来ますしまたジーンズに合わせるカジュアルジャケットとして、ジレパンとして、それぞれ単体で使ってもかなり存在感のあるアイテムですのでお洒落度がUP!
定番のヘリンボンからタータンチェック、ガンクラブチェック、無地は20色ほど。
この秋冬の防寒着はツイードで仕立てたスリーピースを有効に活用しましょう。