まだ日中は若干汗ばむような陽気が続いていますが寒暖差が朝と夜と寒暖差があって困りますね。
今年もツイードの季節がやってきました。
ハリスツイードのチクチク感やヘビーウェイトのツイード素材が苦手な方はホーランド&シェリーのシェリーツイードがお薦めです。
300g台の重さと柔らかな着心地がたまりません。
ハリスツイードよりも長く着れそうなところもグッド!
この軽さはラムズウール(子羊の羊毛)といった生後6か月までの毛を使っているから。
そして縮れが多いので空気を多く取り込むことが出来るのです。
ハリスツイードの色柄を一周した方、またはチクチク感で敬遠していた方など是非!
月別アーカイブ: 2024年5月
世界三大ツイードの1つドネガルツイード
ツイード素材で最も知名度が高いのはハリスツイードだと思いますが、その他にも様々なツイード素材のブランドがあります。中でもドネガルツイードはハリスツイードとはちょっと違った風合いもあって人気です。子羊のラムズウールを使用しているのでハリスツイードよりも柔らかくチクチク感もありません。ハリスツイード特有のアレが苦手な方でツイード素材のアイテムが欲しい方にはもってこいなのです。ウェイトはやや重めなのでその辺りは好き好きでしょう。ジャケットは勿論大変人気なアイテムですがベストやロングジャケットといった物も人気です。ハリスツイードに飽きてしまった方やハリスツイードの風合いが好みでなくツイード素材から縁遠くなってしまった方是非このシーズンはドネガルで1アイテムご検討下さい!
アウターヘブリディーズ諸島の特産品を守り続ける職人たち
ファッションに詳しい人であればイギリス・スコットランドといえばハリスツイードだろう。
今日も丹念に織り上げていることでしょう。
1日10時間程度、紡績糸を織り、休みは日曜日だけだ。今は繁忙期かもしれない。
1993年に制定されたハリスツイード法ではハリスツイードとして売るには「アウターヘブリディーズ諸島のピュアバージンウールを染色・紡績し、島民が自宅で手織りして仕上げたもの」と定めている。
この法律がハリスツイードを唯一無二のモノにしている所以なのだ。
職人約160人が3工場と連携し年間150万メートルを生産し世界各国に輸出している。
例えばシャネルやでディオールやエルメスといった名だたるブランドもコレクションに使用している。
オーダースーツ業界では秋冬ジャケット定番の素材になっていますが、とても貴重で伝統を感じる。