暖冬でもう10月下旬だというのに最高気温が25度付近まであって過ごしやすいんだかムシっとしていますね。
ただ日が落ちると肌寒くなって冬が近づいている気配を感じます。
そんな暖冬傾向な気候で長くツイード生地を楽しめるのがW.BILLのシェットランドツイードです。
重さ390gと軽量でふわっとしたジャケット生地です。
一番王道なハリスツイードは硬めでごわごわしている感じが苦手は方はとても好みだと思います。
このツイードは手織工場で織られていて200年以上も続いているんですよ。
このふっくらとした着心地は是非お試し下さい!
ツイード素材は豚毛のような硬めのブラシでブラッシングすると綺麗に長持ちしますよ。
「ツイード生地」カテゴリーアーカイブ
軽めのツイード素材をお探しならホーランド&シェリーのシェリーツイード
まだ日中は若干汗ばむような陽気が続いていますが寒暖差が朝と夜と寒暖差があって困りますね。
今年もツイードの季節がやってきました。
ハリスツイードのチクチク感やヘビーウェイトのツイード素材が苦手な方はホーランド&シェリーのシェリーツイードがお薦めです。
300g台の重さと柔らかな着心地がたまりません。
ハリスツイードよりも長く着れそうなところもグッド!
この軽さはラムズウール(子羊の羊毛)といった生後6か月までの毛を使っているから。
そして縮れが多いので空気を多く取り込むことが出来るのです。
ハリスツイードの色柄を一周した方、またはチクチク感で敬遠していた方など是非!
世界三大ツイードの1つドネガルツイード
ツイード素材で最も知名度が高いのはハリスツイードだと思いますが、その他にも様々なツイード素材のブランドがあります。中でもドネガルツイードはハリスツイードとはちょっと違った風合いもあって人気です。子羊のラムズウールを使用しているのでハリスツイードよりも柔らかくチクチク感もありません。ハリスツイード特有のアレが苦手な方でツイード素材のアイテムが欲しい方にはもってこいなのです。ウェイトはやや重めなのでその辺りは好き好きでしょう。ジャケットは勿論大変人気なアイテムですがベストやロングジャケットといった物も人気です。ハリスツイードに飽きてしまった方やハリスツイードの風合いが好みでなくツイード素材から縁遠くなってしまった方是非このシーズンはドネガルで1アイテムご検討下さい!
アウターヘブリディーズ諸島の特産品を守り続ける職人たち
ファッションに詳しい人であればイギリス・スコットランドといえばハリスツイードだろう。
今日も丹念に織り上げていることでしょう。
1日10時間程度、紡績糸を織り、休みは日曜日だけだ。今は繁忙期かもしれない。
1993年に制定されたハリスツイード法ではハリスツイードとして売るには「アウターヘブリディーズ諸島のピュアバージンウールを染色・紡績し、島民が自宅で手織りして仕上げたもの」と定めている。
この法律がハリスツイードを唯一無二のモノにしている所以なのだ。
職人約160人が3工場と連携し年間150万メートルを生産し世界各国に輸出している。
例えばシャネルやでディオールやエルメスといった名だたるブランドもコレクションに使用している。
オーダースーツ業界では秋冬ジャケット定番の素材になっていますが、とても貴重で伝統を感じる。
国産ツイードも良い
ツイード素材というと舶来なかでも英国のイメージありますが、国産も勿論存在します。
歴史ある生地問屋のバンチブックなどにちゃんと載っています。
例えば細井商事の4PLYツイードです。
4本の糸を撚って1本にした4PLYのヴィンテージ感が漂うツイード素材になります。
暑すぎず薄すぎずなので比較的長いあいだ着用頂けるので、ツイード風ビジネススーツをお探しの方にぴったり。
ツイード特有のごわっとした感じはなく柔らかく軽いのも特徴ですね。
大変人気で品切れ多数となっております。
お洒落な防寒着ナンバーワンのツイードジャケット
都内では珍しく積雪しているようでニュースが流れていました
日本と同じような気候で同じ島国であるイギリスで生まれたツイード素材の洋服が活躍しますね。
元々は漁師の防寒具として使われていたツイード素材は、雨風を防ぎしかも丈夫なんです。
寒いとお洒落よりも暖かさ重視したくなりますが、これなら一石二鳥ですよ。
はじめ着用する時には若干ゴワゴワするかもしれませんが、次第に体に馴染んできます。
また長い間使っていると油分が抜けていきパサパサする感じになり、それもまたヴィンテージ物で良い。
自分の体形に合ったツイードジャケット、絶対に満足すると思います!
何故ハリスツイードは王道なのか?
スコットランドでは18世紀初頭から、生産されてきた。
もともとスコットランド地方の家で紡いだ糸で織られたホームスパンだけをツイードと呼んでいましたが
量産できるようになって、機械で織られたものもツイードと称されています。
スコットランドの厳しい環境下に生息する羊の毛で作られているので分厚くざらッとしているのが特徴。
ハリスツイードはツイードの王道と言われているには理由があります。
ハリスツイード協会が品質認定した物しか正規の生地ネームが付かず、その条件が結構厳しい。
まず全て手作りである事。島民の手織りで島内で加工する必要があるのです。
このような条件をクリアしなければならないので、ブランド価値があるんですね。
ホーランド&シェリーのシェリーツイード
オーダースーツに詳しい方はご存じかもしれませんが、ホーランド&シェリーの品質と色柄の豊富さは群の抜いています。
ツイードコレクションもあって、今年一新されました。
ラムズウールを使っていて、ツイードながら柔らかな肌触りが特徴的です。
ハリスツイードに代表されるようなゴワゴワ感やチクチク感はあまりありません。
ラムズウールはメリノウールの中でも更にソフト生後五か月までの毛を言います。
軽くてふんわりとしたツイードジャケットをお求めの方にお薦めです!
ハリスツイード等の素朴な生地感のスーツを一着持っている方には、違いを感じやすいと思います。
ヴィンテージ感のあるツイードも魅力的
ツイード素材は孫の代まで着用出来ると言われるほど、その耐久性は素晴らしい。
年月が経つにつれて水分や油分が抜けてパサついた感じはヴィンテージ物ならでは。
生地屋でそういった掘り出し物を手に入れてオーダージャケットなんかを作る方もいらっしゃいます。
古着と同じように一点物の感じがファッション好きには堪りませんよね。
ハリスツイードは勿論、国産ツイードも取り扱っていて、好みの素材感や色柄を当店生地なら見つかると思います!
ツイード好きの心をくすぐるような遊び心のある柄もありましたよ。
ホーランド&シェリーのシェリーツイードはいかが?
私が住む比較的暖かな地域でも夕方から夜にかけては肌寒く秋に陽気になってきました
衣替えを考える方も多いでしょう
オーダースーツ店では既にツイードの注文も入ってきています
ハリスツイードが一番有名ですが、ホーランド&シェリーのツイードもすごく魅力的です。
340gmsと360gmsのウール、360gmsに12%シルク混の3品質が展開されています。
ちなみにツイードの語源となったツイード川が流れるスコットランド最南部に位置するピープルスに本社があります。
やはりツイードには革釦や本水牛釦が良く合います。
経年劣化しても愉しめるツイード素材と天然釦は相性が良いのです。