ハリスツイードジャケットなどのツイードジャケットは相性が良く
よりステッチを目立たせない場合にはステッチを2本入れる
ダブルステッチやレールステッチがあります。
ダブルステッチは端から2mmと8mm、端から2mmと10mmの位置に
レールステッチや端から3mmと9mmの位置に入れられる
ミシンステッチになります。
ステッチはお洒落なデザイン性と端を押さえる事で耐久性の
意味があり、端ほど上品になり、内側に入れるほど目立って
カジュアルになります。
さらに通常はフロントだけしか入らないのですが、袖・背・
肩線等にも入る総ステッチ、色糸を指定して頂く事も可能。
月別アーカイブ: 2016年10月
ハリスツイードの代表的な柄 ヘリンボーン
フローリングなどに良く使われる柄で山型を連続させたようなストライプの模様で
それがニシンの骨(herring bone)を並べた形に似ているので、ヘリンボーンと呼ばれています。
日本では杉の葉っぱに似ているため、杉綾とも
その柄はハリスツイードの代表であり定番中の定番となっています。
中でもグレー系統のヘリンボーンは1番ハリスツイードらしい生地です。
名作インディージョーンズでハリソン・フォードもツイードジャケットを着ていますね。
歴史あるタータンチェック柄のツイードジャケット
タータンチェックはスコットランドに住んでいたケルト民族が、一族一族を他と区別する為に配色や柄を変えて、家を表す模様だったんです
日本で言うと「家紋」みたいなモノで色んな所で役割を担っていました。
良く見るタータンチェックと言えば赤紺のロイヤルスチュアートタータンでしょうか。
パイプのような楽器隊が身に付けている、これはスコットランドの王族や国民を表しているタータンチェックです。
自分のデザインした柄を登記所に登録し許可が降りれば、自分だけのタータンを作る事が出来るんです
ちなみに伊勢丹の紙袋も、このタータン登記所に登録してあるんですよ。
今年の秋冬はタータンチェック柄に注目し、自分好みの柄を見つけ、ハリスツイードジャケットを仕立ててみてはいかがでしょうか?
弱撥水性のあるハリスツイードはカジュアルジャケットやコートに最適
スコットランドの北西に生息しているチェビエット種という羊の太い原毛を使って手織りされるハリスツイード。
通常はウールに含まれている油抜きをするのですが、ハリスは原始的な手紡ぎなので、こういった一連の作業はありません。
こうして織られた生地は原毛に含まれる油分が残っているので、仕立てたモノは弱い撥水性を保ちます。
アウトドア向けのカジュアルジャケットやコートに適している理由の1つであります。
ハリスツイード発症の地である英国で開催される競馬の祭典で、過去に驚くべき競走馬が現れたのです!
なんと本格的なハリスツイードで仕立てたスーツを着用した競走馬がお披露目されたのです。
観客にもツイードスーツを着用している人が多く、競走馬のスーツ姿に、大喜びした。