月別アーカイブ: 2018年11月

まずは王道のヘリンボーンから

冷たい空気が漂ってきて乾燥を感じる方も多いと思いますが、防寒をきっちりとこなしてこそお洒落。
やはりツイードはそれにぴったりでしょう。
だが、しかし素材が素材だけに色柄が豊富でどれを仕立てるべきなのか迷ってしまう。
ヘリンボーンはツイードの王道なのです。
はじめは王道からと考えている方は多い。
ちなみにニシンの骨という意味があって、日本名は杉綾織りと呼ばれています。
他にもガンクラブチェックやタータンチェックなどハリスツイードの素朴さを引き立たせる柄が多いのです。
なかでも正装でありがっしりと着用できるスリーピースはオススメです!

今年も開催されたツイードラン東京

この季節の風物詩になりつつあるツイードラン東京ですが、無事開催されましたね。
ツイード好き自転車好きにはピッタリのイベントですね。
参加資格というものが3つあって20歳以上・街乗りに慣れている方・改造された自転車でないこと。
もちろんドレスコードはツイードのジャケット、パンツ、ベスト、ハットなどツイード素材のアイテムを1つ以上身につけていること。
東京都内をツイードアイテムと共にサイクリングするなんて、素晴らしい光景が浮かびますね。
ネットニュースなんかで集合写真が載っているのですが、たぶんお洒落心が刺激されると思います。
エルボーパッチやガンパッチが施されたツイード素材で仕立てられたカントリージャケットの雰囲気が堪りませんね。
是非、素朴さを実際に体感してほしい。

ハリスツイードってどうやって作られたの?

ツイードの中でも王道のハリスツイードはイギリス・スコットランドの北西に位置するハリス島で手織りで作られています。
起源はというと18世紀まで遡ります。
その島で暮らす女性が漁に出る男性の為に作業着を作ったことが、このようなファッション性の高いアイテムとして現代にまで影響を与えています。
そして1日に20m程度しか織れないという稀少さ。
今さまざまな用途に使われるようになりました
ブランドから大手量販店やスーツ地から小物まで、ですがやはり王道やカントリー調のジャケットでしょうか
昨今ものすごく取り上げられていて虜になってしまった方は少なくないと思います
冬本番に向けてまずはツイード地の生地感や肌触りをお試し下さい!

カントリー素材の定番、ハリスツイード

クールビズも終わって肌寒さも終わりかけてきて寒さ本番の入口になってきたような感じですね
秋冬っぽい生地といえば起毛素材(フランネルやサキソニー)やツイード素材(ハリスツイードやドネガルツイード)が代表的。
ツイードは繊維というよりもゴワっとしていて厚くざっくりしている。
そのため素朴さのあるカントリージャケットには相性がとても良い。
素朴さが出ているのにはそれなりに理由があって、昔から変わらず「手織り」で生地を織っているのです。
ハリス島の600軒程の職人たちが自分の家でそれぞれ生産していて、それらをしっかり国が管理。
ヴィンテージ物もハリスツイードにはコレクターがいるほど愛されていて、それほどツイード素材のジャケットは魅力的な1着なのです。