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ハリスツイードのマーク、ケルト十字について

ハリスツイードの生地ネームを見た事がある方はお分かりになると思いますが
アレの元もとなっているのがケルト十字と呼ばれるものです。
キリスト教のシンボルであるラテン十字と太陽を表している円を組み合わせたものなんです。
大まかに説明すると、自然崇拝を含んだ独自の世界観を持った宗教です。
ハリスツイードに採用されている色柄はすべて島の風景や自然に由来しているのも納得出来ますよね。
地元の美しい自然を愛している職人たちによって織られているのがハリスツイードなのです。
とても神秘的な何かを感じることが出来ると思います。
文化遺産でもあると思います。

ハリスツイードの歴史を1から知る

今年の冬は物凄く寒い気がする。
私が住んでいる地域は比較的暖かい所なんですが、それでも凍てつく寒さといった感じ。
芯から冷えるような。
今回は案外知られていないハリスツイードの歴史を初期から見ていこうと思う。
1846年にレディ・ダンモアさんがお馴染みハリス島の職人にタータン柄のツイードを織らせた事が始まり。
評判が良く、営業熱心であったため、売り上げを伸ばし英国ロンドンでもうられるようになりました。
それから50年後、社交界での需要も増えていくまでになった。
100年後、新しい織り機が技術や、より厳しい品質基準を導入する事で、さらに軽いツイードを作る事に成功して近代化した。
そして今から10年前の2011年に100周年の記念として、ブラックレーベルの生地ネームが作られました。

国産ツイードも良い

ツイード素材というと舶来なかでも英国のイメージありますが、国産も勿論存在します。
歴史ある生地問屋のバンチブックなどにちゃんと載っています。
例えば細井商事の4PLYツイードです。
4本の糸を撚って1本にした4PLYのヴィンテージ感が漂うツイード素材になります。
暑すぎず薄すぎずなので比較的長いあいだ着用頂けるので、ツイード風ビジネススーツをお探しの方にぴったり。
ツイード特有のごわっとした感じはなく柔らかく軽いのも特徴ですね。
大変人気で品切れ多数となっております。

お洒落な防寒着ナンバーワンのツイードジャケット

都内では珍しく積雪しているようでニュースが流れていました
日本と同じような気候で同じ島国であるイギリスで生まれたツイード素材の洋服が活躍しますね。
元々は漁師の防寒具として使われていたツイード素材は、雨風を防ぎしかも丈夫なんです。
寒いとお洒落よりも暖かさ重視したくなりますが、これなら一石二鳥ですよ。
はじめ着用する時には若干ゴワゴワするかもしれませんが、次第に体に馴染んできます。
また長い間使っていると油分が抜けていきパサパサする感じになり、それもまたヴィンテージ物で良い。
自分の体形に合ったツイードジャケット、絶対に満足すると思います!