ここ最近になって一段と寒さが増してきたような気がします。
どこかのブランドショップで購入したベージュや黒のコートも良いですが
ツイードのスーツやコートやロングジャケットもなかなかお洒落ですよね。
ツイードジャケットのルーツを辿っていくと英国のカントリージャケットに由来していて
農家や漁師など防寒できる作業着として機能して、やがて英国貴族の乗馬や狩猟といったスポーツに発展していきました。
そういった名残に肩や肘には共生地やエクセーヌなどで付けられたパッチがあり、とても人気の高いデザインとなっています。
また色柄も様々で、英国的なタータンチェックやグレンチェックなども魅力の1つです。
月別アーカイブ: 2019年1月
雨風を凌ぐ防寒着、ツイードジャケット
スコットランド北西部にあるスカイ島やヘブリディーズ島のガイドブックには「1日に四季がある」と書かれている。
快晴だと思ってお出かけしたら、その一時間後には雨に濡れる。
なんてことはよくあることなんだとか。
そんな荒天で輝くのはハリスツイードで仕立てたジャケットであろうと想像できる。
アウター・ヘブリディーズ諸島で糸が紡がれて、染色され、手織りされたものだけが「ハリスツイード」と認められるのである。
ちなみに、スコットランドには100箇所くらいの蒸留所があって、島物として愛されています。
香りなどのクセが強くて、愛好家もいる。
ツイードのジャケットを身に纏いながら、島物を嗜むのはなんかいいですよね。
ツイードと自転車が合わさった行事
自転車で通学している学生をみると自分の学生時代を思い出して、40分近くを漕いでたんだと驚きます。
今そんなことをしたら連日筋肉痛で授業どころか朝ベッドから起きられるかも不安ですよ。
ロードバイクなんかもよく見かけますよね。
一時期、自転車にハマろうと思って色々調べていたら、どうやらツイードランという変わった行事が毎年開催されているのを知った。
ざっくりいうと、ツイードのスーツを着用して自転車で街を楽しく走るというもの。
昨年は10月21日に都内で開催され、はじまりは2009年のロンドンで。
ニューヨークやフィレンツェやシドニーなど世界各国で開催。
欧米の街並みを自転車を漕ぎながら眺めるなんて、なんかお洒落チックですよね。
海外に旅行にいった際には、自転車で街々を散策するのも、良い。
いまこそツイードが活躍する時期
ここのところ暖冬だ暖冬だと言われていますが、でもやはり寒い季節に変わりはありませんね
ここでハリスツイードの上着などが活躍してくれます。
ツイードのような織りはとても魅力的で愛用者も多い。
ただツイードそのものの由来なんかは、意外と分からなかったりするし、そういった知識はなかなか得られない。
もともとはtweelと呼ばれていました。日本語にすると綾織になりますが、ツイードと呼ばれるようになったのは
請求書に間違えて書かれてしまったからだそです。
歴史を辿ってみるとこのようなパターンは多いですよね。
ツイード側付近の地域で作られていたので、そのように間違えてしまったみたい。
そして英国貴族に広まっていき、現在に至っているわけです。