英国カントリージェントルマンに愛用されたツイードジャケット

日本にツイードが広まったのは大正時代のことで、柳宗悦が始めた民芸運動が発端となった。
友人の香港生まれのイギリス人バーナード・リーチから英国に生活のほとんどを田舎で暮らすカントリージェントルマンの存在を知る。
そしてそこで彼らが愛用しているツイードジャケットに興味を持ち、民芸運動の仲間たちに勧めたのである。
日本橋の丸善書店と交渉、ツイード地の輸入が始まり、ついにスリーピースのツイードスーツが出来上がった。
ハリスツイードなのかドネガルツイードなのかシェットランドツイード、どの生地だったのでしょうか。
ちなみに「民藝」とは柳らが職人の手から日常の生活用具と名付け「美は生活の中にある」とのこと。
手間暇かけた手仕事から工業化が進み近代化になっていく容易な流れを継承を鳴らし、民芸活動を通して伝え追求していったのです。

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