ハリスツイードは「ハリスツイード・オーソリティー」が品質管理を行い、紡績と仕上げをする工場が3社り、そして自宅で職人さんが織っています。
このような仕組みでハリスツイードは生産されています。
スコットランドでは糸を紡ぐ人と、その糸を買って織る人は別で分業体制。
しかし産業革命が起こり紡績工程が誰でも出来るようになったので、紡ぎ職人は失業してしまった。
機械化の流れが押し寄せましたが、伝統的な製法は保持し続け、高品質を守り続けている。
品質が保たれているのは国がしっかり管理しているからで、ハリスツイード庁・ハリスツイードミル・ハリスツイードウィーバーズ協会・ハリスツイード産業連絡会といった機関が設置され厳しくチェックしている。
どんな伝統製品にも共通していることではありますが、ハリスツイードもまた若者織工の育成も積極的に行っている。