アウターヘブリディーズ諸島の特産品を守り続ける職人たち

ファッションに詳しい人であればイギリス・スコットランドといえばハリスツイードだろう。
今日も丹念に織り上げていることでしょう。
1日10時間程度、紡績糸を織り、休みは日曜日だけだ。今は繁忙期かもしれない。
1993年に制定されたハリスツイード法ではハリスツイードとして売るには「アウターヘブリディーズ諸島のピュアバージンウールを染色・紡績し、島民が自宅で手織りして仕上げたもの」と定めている。
この法律がハリスツイードを唯一無二のモノにしている所以なのだ。
職人約160人が3工場と連携し年間150万メートルを生産し世界各国に輸出している。
例えばシャネルやでディオールやエルメスといった名だたるブランドもコレクションに使用している。
オーダースーツ業界では秋冬ジャケット定番の素材になっていますが、とても貴重で伝統を感じる。