初めてのツイードジャケット

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20代前半でツイードジャケットというのは、おじさん臭いのかも知れない。20数年前の当時、今ほど男性ファッションについての衣類を購入する場所が限られており、トレンドな若者ファッションと一線を画し、ちょっと違った大人の雰囲気を出したいと思うなら、テーラードのスーツ店とか、メンズファッション専門店の看板を掲げる、パンチパーマがよく似合うスウィングトップやブルゾンなどを売っている店しかなかったような気がする。
個人的なツイードのデビューも、そんなカスタムテーラーが店の脇に置いてあった、若干ホコリをかぶっていそうな白黒2色のツイードジャケット。その白い部分が黄ばんでしまってから以降もずいぶん捨てられずに残されていたのは、定価¥52000を半額の¥26000で購入したとは言っても、かなりフンパツした衣装購入だった記憶が強いせいかも知れない。
その白黒ジャケットは、織りはカーペットのようなループ状の織りをしているのですが、その頃はその織り柄を白黒のドット調の織物だったところから、それを千鳥格子か、バーズアイのつもりで購入したように思います。
仕立てはかなりしっかりとしており、生地も重くずっしりなツイードジャケット。はじめはほとんど着ることがなかったのですが、白黒のモノトーンはボトムスを選ばずにコーディネートでき、またところどころ不規則に入っているネップも気に入るようになり、初めてのツイードジャケットとしては、まずまずなところでした。