「ツイード生地」カテゴリーアーカイブ

国産ツイードも良い

ツイード素材というと舶来なかでも英国のイメージありますが、国産も勿論存在します。
歴史ある生地問屋のバンチブックなどにちゃんと載っています。
例えば細井商事の4PLYツイードです。
4本の糸を撚って1本にした4PLYのヴィンテージ感が漂うツイード素材になります。
暑すぎず薄すぎずなので比較的長いあいだ着用頂けるので、ツイード風ビジネススーツをお探しの方にぴったり。
ツイード特有のごわっとした感じはなく柔らかく軽いのも特徴ですね。
大変人気で品切れ多数となっております。

お洒落な防寒着ナンバーワンのツイードジャケット

都内では珍しく積雪しているようでニュースが流れていました
日本と同じような気候で同じ島国であるイギリスで生まれたツイード素材の洋服が活躍しますね。
元々は漁師の防寒具として使われていたツイード素材は、雨風を防ぎしかも丈夫なんです。
寒いとお洒落よりも暖かさ重視したくなりますが、これなら一石二鳥ですよ。
はじめ着用する時には若干ゴワゴワするかもしれませんが、次第に体に馴染んできます。
また長い間使っていると油分が抜けていきパサパサする感じになり、それもまたヴィンテージ物で良い。
自分の体形に合ったツイードジャケット、絶対に満足すると思います!

何故ハリスツイードは王道なのか?

スコットランドでは18世紀初頭から、生産されてきた。
もともとスコットランド地方の家で紡いだ糸で織られたホームスパンだけをツイードと呼んでいましたが
量産できるようになって、機械で織られたものもツイードと称されています。
スコットランドの厳しい環境下に生息する羊の毛で作られているので分厚くざらッとしているのが特徴。
ハリスツイードはツイードの王道と言われているには理由があります。
ハリスツイード協会が品質認定した物しか正規の生地ネームが付かず、その条件が結構厳しい。
まず全て手作りである事。島民の手織りで島内で加工する必要があるのです。
このような条件をクリアしなければならないので、ブランド価値があるんですね。

ホーランド&シェリーのシェリーツイード

オーダースーツに詳しい方はご存じかもしれませんが、ホーランド&シェリーの品質と色柄の豊富さは群の抜いています。
ツイードコレクションもあって、今年一新されました。
ラムズウールを使っていて、ツイードながら柔らかな肌触りが特徴的です。
ハリスツイードに代表されるようなゴワゴワ感やチクチク感はあまりありません。
ラムズウールはメリノウールの中でも更にソフト生後五か月までの毛を言います。
軽くてふんわりとしたツイードジャケットをお求めの方にお薦めです!
ハリスツイード等の素朴な生地感のスーツを一着持っている方には、違いを感じやすいと思います。

ヴィンテージ感のあるツイードも魅力的

ツイード素材は孫の代まで着用出来ると言われるほど、その耐久性は素晴らしい。
年月が経つにつれて水分や油分が抜けてパサついた感じはヴィンテージ物ならでは。
生地屋でそういった掘り出し物を手に入れてオーダージャケットなんかを作る方もいらっしゃいます。
古着と同じように一点物の感じがファッション好きには堪りませんよね。
ハリスツイードは勿論、国産ツイードも取り扱っていて、好みの素材感や色柄を当店生地なら見つかると思います!
ツイード好きの心をくすぐるような遊び心のある柄もありましたよ。

ホーランド&シェリーのシェリーツイードはいかが?

私が住む比較的暖かな地域でも夕方から夜にかけては肌寒く秋に陽気になってきました
衣替えを考える方も多いでしょう
オーダースーツ店では既にツイードの注文も入ってきています
ハリスツイードが一番有名ですが、ホーランド&シェリーのツイードもすごく魅力的です。
340gmsと360gmsのウール、360gmsに12%シルク混の3品質が展開されています。
ちなみにツイードの語源となったツイード川が流れるスコットランド最南部に位置するピープルスに本社があります。
やはりツイードには革釦や本水牛釦が良く合います。
経年劣化しても愉しめるツイード素材と天然釦は相性が良いのです。

条例で保護されているハリスツイード

ツイード素材はご存じでしょうか?
その中でもハリスツイードは王道で知名度も高いです
ハリス島で育てられた羊から採取されたウールのみを使い、島民が先代から受け継いだ技術で織り込んだ生地のみが
ハリスツイード協会よりハリスツイードとして認められるのです。
つまりあの生地ネームが本物の証なのです。
大量に生産が出来ないし、生産量に限界があるので、大変貴重な生地なのです。
少し涼しい日もありますし、秋冬のコーディネートを考えてはいかがでしょうか?

ツイードの事をもっと知りたい!

この時期になるとツイード素材の洋服を着ている方を良く見かけます。
でも皆さん起源とか歴史についてどの辺りまで知っていますか?
今日は深堀していきたいと思います。
まずその名称ですが、イギリス・スコットランドで生まれたスコッチツイードの総称でスコットランド地方で地元の人が紡いで作られたものをツイードと呼んでいたのです。
名前の由来は諸説あって、スコットランド南東部に流れるツイード側地域で生産されていたから・伝票にツイルと書く所をツイードと間違ったから。
この2つが有力なようです。
どうですか?ツイードの事をもっと知りたくなりましたか?
今回はここまで、次回はツイードの種類について書こうと思います。

ツイード素材のメンテナンス方法とは

ようやく冬が実感できる程の凍てつく寒さになってきました。
ツイード素材のジャケットなどが活躍しますね。
毎日愛用したくなる着心地ですし長い年月着用できる耐久性を持っているので、その分メンテナンスが重要になってきます。
繊維が太く粗く織られているので、糸と糸の間に埃やゴミが入り込みやすいので、その日の内に取り除くのがいいでしょう。
ウール製品用のブラシで軽く繊維の流れとは逆にササっと表面のホコリ等を浮かせ、そのあと繊維の流れに沿って生地表面を整えます
こういった丁寧なブラッシングを習慣にすると、綺麗にツイード製品を保つことができます。

ツイード素材、ポータ&ハーディングのハーツイスト

皆さんはツイードといったらばまずどんな言葉を思い浮かべますか?
ハリスだったり、カントリーだったり、素朴で渋い素材だとかでしょうか
ポーター&ハーディングもハーツイスト、こちらも大変人気のあるツイード素材です。
チェヴィオット種とクロスブレッド種という混血種のウールから織り上げられ、ツイストされ用いられることで耐久性が増しています。
ツイード素材の温かさと強靭さを併せ持った素材は、カントリージャケットにピッタリ!
とても魅力的な服地となっています。
一口にツイード素材といっても、重さ織り方も違うので、是非いろいろ手に取って比べてみて下さい!