ツイード

ツイード生地のいろいろや、ツイードジャケット、スーツなどのアイテムについて

ハリスツイードの多彩な色柄

| by pitty | category ハリスツイード

秋冬ジャケットの定番になっているハリスツイードは、本当に色や柄が豊富で生地を見ているだけ楽しくなってきます。
グレーのヘリンボーンなどシックな色合いの生地が一般的だが、オリジナルのパターンは数千以上あると言われています。
その多彩な色柄は、ハリスツイードの産地であるスコットランド西岸にある、アウター・へブリーズ諸島の自然から生まれたのです。
海・空・土・岩・花・草木・山・川などの色がデザインの元になっていて、この島ならではという価値を高めています。
柄もタータンチェック、ヘリンボーン、ウィンドーペーン、カラーブレイド、ガンクラブチェックなど
このような色と柄の組み合わせで、ハリスツイードが生まれるのです。
生地選びの際に悩むのも仕方ないのでしょうか。
非常に歴史が深く、ヴィンテージなハリスツイードはコレクターやファンが多く、人々を魅了し続けています。
1940年代は単色系の生地が主流で、柄物は少なかったので、現在では非常に希少となっています。
年代毎に記事ネームが異なり、ハリスツイード100周年記念の限定生地ネームなんてモノもありますね。
厚手で暖かいだけではなく、耐久性が高く、ヨーロッパ諸国では親子三代で受け継いで着ると言われるほど長持ちする生地なのです。
お気に入りのジャケットはやはり長く着用したいですからね。

ツイード地でオーダーコート

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だんだん気候が変わり始め、朝と夜では気温の差を感じますね。
秋風が吹くようになり、そろそろ衣替えが近づいて頃でしょうか。
防寒着として暖かく膝付近まで包み込んでくれるツイードのコートは、欠かせないファッションアイテムですよね。
一般的なのは、チェスターフィールドコートやステンカラーコートと言われるデザインでしょうか。
チェスターコートはウエストをやや絞った上品でドレッシーな雰囲気、ステンカラーコートは第1釦を外しても掛けても着られるようになった二重衿のコート。
「ティファニーで朝食を」のジョージ・ペパードも都会で着こなす、大人の男を表現出来るツイードが恋しい季節になりました
ツイード地などの厚手の生地で冬本番をを乗り切りましょう!
カシミヤの繊細さとは違う、肉厚で粗い手触りと自然な風合いがあり、
丈夫で耐久性が高いので長い年月ご愛用して頂く事も出来て、着続ける事で出てくる味も魅力的なのです。
またツイードとしては軽めなライトツイードは、暖冬傾向にある気候と肉厚なコートは要らないという方に合っている。
スポーティに羽織るような雰囲気ながら、紡毛なので空気を含んでくれるので、軽い割にも暖かさがある。

世界三大ツイードで仕立てる

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一口にツイードと言っても、スーツ地同様に様々は色柄や重さがあります。
まず言わずとも知れたツイードの代表は、スコットランド産のハリスツイードですね。
古くから手織りで作業しており、布は暑く・ザックリとした生地。
あえて染める事が出来ない死毛や極端に短い毛が混ざる事で、野趣あふれる独特な風合いと自然な色合いが特徴です。
アイルランド北西部のドニゴール州産のドネガルツイードも、有名なツイードですね。
カラーネップが用いられる為に、あちこちに色んな色の斑点が出ます
三つ目はスコットランド北方に生息するシェットランド種の羊毛から織られた、シェットランドツイードです。
寒暖差により細い毛と粗い毛が混ざったふんわりとしていて軽い感じがする生地です。
一口にツイードと言っても、産地によって色んな特徴があるのです。
本当に色んな生地があって迷ってしまうと思いますが、そこが楽しみでもありますよね。
定番のヘリンボーンやタータンチェック、ピンヘッドチェックなどなど
冬には欠かせないツイード生地で暖かく、そしてお洒落に外出を楽しんではいかがでしょうか

ツイードジャケットらしさを醸し出すタブカラー

スコットランドで生まれたツイードジャケットは、上流階級の紳士が愛用していました。
起源は1830年代に遡り、厳しい自然環境から身を守る為に使用されていた作業着の生地がツイードです。
丈夫で防寒に優れ機能的な生地で作られたジャケットは、
ハンティングやフィッシングを嗜むイギリスの特権階級の人々にすぐ受け入れられました。
襟部分の「タブカラー」は防寒着の伝統的なデザインと言えるでしょう!
これは、イギリスやスコットランドで狩猟用の衣服に用いられた工夫で
雨や風が強い荒天時に襟を立てて、上襟の先のボタン穴と反対側の襟のボタンを合わせ防風・防寒していた。
現在では、ディテールだけで釦を止める仕様にはなっていないのですが、
防風・防寒の為に作られたツイードジャケットにピッタリのデザインと言えます。
また、タブカラーをジャケットの生地とは違う別生地で作るとお洒落感が増し、素朴なツイードジャケットに違う味わいが出るでしょう。
機能的なディテールの名残が数多くあります。
衿タブ同様に防寒用のストロータブ、ダメージを受けやすい肘を補強するエルボーパッチ、動きやすさを増す為のアクションプリーツなど。

サマーツイードで仕立てる春夏ジャケット。

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ツイードは春夏シーズンのものばかりでもなく、イタリア服地で有名なカノニコには、定番のサマーツイードがあります。このサマーツイードは、バスケット織りとか、ホップサックツイードとか言われるざっくりとした織りがされており、見た目にも涼しげで、通気も良いので春夏シーズンに羽織る感じのジャケットにはとてもおすすめ。
ネイビーやグレーのビジネスに適した色柄のもので仕立てられたジャケットなら、クールビズといわれるようなパンツでいることが多いシーズンにも便利で、使い回しの効くアイテムです。
ホップサックツイードといわれる理由は、その昔ビールの原料とされるホップを運搬するのに使用されていた麻袋の織りが、このバスケット調だったため、そのままツイード服地の名前とされています。
ビジネスに向いたネイビー、グレーには濃淡の各種、そのほかオレンジやグリーンなどというカラフルな色柄での展開も人気で、白色ジャケットなど夏にはまぶしいほどな鮮やかさ。ボトムスにはどんな色、素材のものを合わせても爽やかで涼しげです。
凹凸感のある生地表面は、夏らしく、秋冬シーズンには少ない金属的な光沢感が涼しげなのと、ざっくり織り感があるのは、薄地なためのシワの心配を軽減してくれます。

ウィンドーペーンでツイードジャケットを仕立てた

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ウィンドーペーン柄というのは、窓枠柄のことで、窓の格子のような碁盤目が、生地柄として織り込まれているチェック柄のこと。日本では、サッカー日本代表がダンヒル生地で仕立てたネイビー地にこのウィンドーペーンが採用されて以降、サッカー人気からか、多くの人の関心を寄せたスーツ生地の織り柄になりますが、柄そのものはクラシックパターンともいわれる古典柄で、その歴史は古いです。
昔は、チェック柄だと太って見えるので、敬遠される人もいたように記憶しており、確かに柄としての知名度はあったものの、各生地ブランドのバンチサンプルにもその収録されている点数はごくわずかに数えるばかり。ここ数年は、とても多いような印象があります。
ハリスツイード、ドネガルツイードなど、ツイード服地にもこのウィンドーペーンの柄は見ることができ、スーツ生地のようにネイビーやチャコールグレーなど無地色に、格子柄という構図よりは、ガンクラブチェックや、千鳥格子に重ねられるオーバーチェックのような織り柄でよく見られます。同じパターンの織り柄の組み合わせに、数種の色が組み合わされています。
ウィンドーペーンのような大柄なチェック柄の下に合わせるパンツは、無地だったり、格子や織り柄なら、柄のごく小さなものなど、素材の厚みもジャケットがツイードなら、相応に合わせます。

ツイードで仕立てるトレンチ型ジャケット

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トレンチコートといえば、コットンギャバジンやツイルなどの防水素材で仕立てられる現代的コートの代表的なコートデザイン。このトレンチコートのデザインは、第一次世界大戦時のイギリス陸軍が塹壕(トレンチ)戦用に採用したことに由来するもののため、肩章(エポーレット)、胸に付けられるストームストラップ、ケープバック、バックル付きのベルト、袖口のストラップなど機能的にできています。
オーダーだから選べるトレンチコートの生地素材に、ハリスツイードなどツイード生地というのも選択肢のひとつです。
機能性よりもファッション性と防寒性を重視した、通勤用や少し着丈を短めに仕立てるトレンチジャケットと言われるようなものも、本格トレンチのテイストを残しているので、男性用ツイードジャケットとして、また女性用ならマニッシュっぽく仕立てるジャケットアイテムとしておススメです。
ツイードなどハリスツイードは自然に羊毛がもつ油分での撥水性ぐらいしかないので、防水性重視といったご着用には不向きなところですが、秋冬シーズンにご着用いただくアウターとしての優れた防寒性、そして耐久性、またとても人気の高いハリスツイードで仕立てるトレンチというところがファッション好きにはたまらない組み合わせですね。。

ハリスツイードで仕立てるレディースジャケットにおススメデザイン

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ハリスツイードを代表とするツイード服地は、本来作業用に着用されていたということから、丈夫さ、耐久性も大事。生地の手触りはカタメなものが多いのですが、その柄にはレディース用のジャケット柄としてもおススメな色柄が豊富です。
オーソドックスな杉綾や千鳥格子、ガンクラブチェックなど古典柄も、現代的な感覚を取り入れミックス調の数種の糸で織り上げられた優しい色合い、ファンシーな色がらもあり、こういった色柄のものは、特にレディース用ハリスツイードジャケットには向いています。。
レディースジャケットのような女性らしいフォルムには、生地が厚くモコモコした感じのハリスツイード生地は、やさしく、また丈夫な長持ちする素材であるということから、好感度もアップしてしまいそう。メンズのハリスツイードジャケットにはおなじみの、ヘビーデューティーなアウトポケット、なかにはマチ付き、フタ付き、プリーツ付きのポケットデザインよりは、ごく普通にフタ付きポケットのデザインを取り入れ、ワークウエアっぽく着るよりは、普通のジャケットとして着るのが良いと思います。。
スエードタッチなエクセーヌは肌触りもよく、素朴なハリスツイード生地にセンス良いアクセントとなってくれるので、衿タブやエルボーパッチに使うのはとても良いと思います。。

ハリスツイードジャケットのアフターケアについて

| by pitty | category ハリスツイード

ハリスツイードは長くご愛用いただくことができる服地のため、より良い状態でご着用いただくために、日々日常のアフターケアについての知識は必要不可欠。知っていればハリスツイードジャケットについてのご愛着度も増してしまいます。
オーソドックスな色柄が多いので、品質が高いことはもちろんなのですが、良い状態を保つことはご着用時のジャケット価値をより高いものに押し上げてくれそうです。
よくお問い合わせいただくのはクリーニングの回数。ハリスツイードも天然の羊毛から製織されたウール地ですので、生地そのものに油分があり、これがクリーニングばかりしていると抜けてしまいパサパサになり、ジャケットそのものにもあまり良くありません。
そのシーズンのご着用回数にもよると思うのですが、個人的にはシーズン終わりに1回程度が良いような気がします。
また、日々のブラッシングも強すぎるとハリスツイードのような紡毛織物にはありがちな毛玉の原因となりますので、柔らかい豚毛で作られたブラシなどで弱めに、ほこりやごみを落とす程度のブラッシングが理想的。毎日着るのでは、いくら丈夫なハリスツイードも傷みが早いのは当然のことなので、やはり他のスーツやジャケットと同様、休ませながら着用するというのも、アフターケアを含めたハリスツイードジャケットと長く付き合う方法だと思います。

オッドベストにおススメなツイード生地の色柄

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オッドベストというのは、スリーピーススーツのようにスーツと共生地で仕立てるベストと違い、オーダーでいうならベストだけを単品で仕立てる、ベストのみ存在するオーダーベストのことになります。
ベストはウエストコートなどとも呼ばれ、英国調スーツスタイルが高い人気を持つここ数年は、スーツもベスト付きのスリーピーススーツでお仕立ていただく方が多くなってきたとともに、クールビズもあまり聞かなくなりましたが、シャツ+パンツで過ごす時間が増えて来たことから、そのトップスとしてジャケットでないプラスワンファッションのアイテムが袖なし胴衣といわれる、動きやすく気軽に羽織れるベストがオッドベストとして選ばれているのではと思います。
秋冬シーズンに着るツイード素材をオッドベストと考えると、その色柄にはとても適したものが多く、またハリスツイードをはじめとして防寒性に優れた素材でもあるので、いわゆる「ちゃんちゃんこ」的な機能性も忘れてはなりません。
日本名「杉綾」と言われる「ヘリンボーン」、千鳥格子と言われる「ハウンドトゥース」、千鳥格子の複合色柄となる「ガンクラブチェック」、窓枠格子と言われる「ウィンドウペーン」、無地でもハリスツイードで仕立てたベストは存在感があっておススメです。
素朴で年齢を問わないですし、若い方が着ても良い印象しか相手に与えません。

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