ツイードの事をもっと知りたい!

この時期になるとツイード素材の洋服を着ている方を良く見かけます。
でも皆さん起源とか歴史についてどの辺りまで知っていますか?
今日は深堀していきたいと思います。
まずその名称ですが、イギリス・スコットランドで生まれたスコッチツイードの総称でスコットランド地方で地元の人が紡いで作られたものをツイードと呼んでいたのです。
名前の由来は諸説あって、スコットランド南東部に流れるツイード側地域で生産されていたから・伝票にツイルと書く所をツイードと間違ったから。
この2つが有力なようです。
どうですか?ツイードの事をもっと知りたくなりましたか?
今回はここまで、次回はツイードの種類について書こうと思います。

ツイード素材のメンテナンス方法とは

ようやく冬が実感できる程の凍てつく寒さになってきました。
ツイード素材のジャケットなどが活躍しますね。
毎日愛用したくなる着心地ですし長い年月着用できる耐久性を持っているので、その分メンテナンスが重要になってきます。
繊維が太く粗く織られているので、糸と糸の間に埃やゴミが入り込みやすいので、その日の内に取り除くのがいいでしょう。
ウール製品用のブラシで軽く繊維の流れとは逆にササっと表面のホコリ等を浮かせ、そのあと繊維の流れに沿って生地表面を整えます
こういった丁寧なブラッシングを習慣にすると、綺麗にツイード製品を保つことができます。

英国貴族とツイード

英国紳士達から広まったツイード素材のスーツ。
もともと農家や料理たちが着用する防寒用の作業着でしたが、狩猟や釣りなどスポーツを楽しむ貴族たちが注目してツイード素材を用いたノーフォークジャケットを生みだしました。
20世紀はじめに大衆のアウトドア用として受け入れられ、総称してスポーツジャケットと呼ばれるようになります。
このようなジャケットが誕生してから1世紀以上達、秋冬の装いといえばツイード素材という感じになりました。
ツイードランのようなイベントも開催されていて、まさにアウトドアとツイードの融合で、お洒落な格好良さがあります。
独特な生地感に魅せられ長くツイードジャケットを愛用する方が多いのも、素晴らしいですよね。
ツイードが持つ耐久性とお洒落さゆえでしょうね。

秋冬定番のハリスツイードジャケット

寒い時期になってくると見かけることが多くなってくるツイード素材。
そのなかでも定番であり王道どもいえるのがハリスツイードでしょう。
グレーのヘリンボーンが一番オーソドックスな柄で、使い勝手がとても良い。
肉厚な生地で防寒性も高いのは、元々農家や漁師が着用する防寒用の作業着に由来しているからです。
一度袖を通してみてはいかがでしょうか?
もういつの間にか肌寒いを通り越して、寒い季節になりましたので、体には気を付けましょう。
お洒落をして気軽に旅行など出来る日がくる日を楽しみにしましょう!

カントリースーツに最適なムーアランドツイード

ホーランド&シェリーのムーアランドツイードご存じでしょうか?
ツイード素材というとハリスツイードが代表的かと思いますが、こちらのコレクションも英国らしいツイードとなっています。
2プライのミックスヤーンで織り上げた目付430gの100%ウーステッド。全50色です。
ツイードジャケット着てサイクリングするツイードランというイベントもあります。
コロナ渦で外出を控えながらも自転車に乗って体を動かして健康に気を遣っていた方も多いでしょう。
これを機会にサイクリングを最大限にお洒落にしてみせんか?
ムーアランドツイードツイードでカントリースーツやカントリージャケットを是非!

ツイードの王様、ハリスツイード

松阪牛や黒毛和牛のようにツイードにも産地によって色んな名前が付いています。
ツイードの中でも最も知名度があって知られているのがハリスツイードでしょう。
スコットランド北部にあるハリス島も含まれているヘブリディーズ諸島という寒い地域で作られたもの。
色柄も様々で伝統的なタータンチェックはお洒落心を刺激します。
ツイード素材のアイテムを身に着けたサイクリングするツイードランなんてイベントもあって楽しめます。
ホーランド&シェリーやポーター&ハーディングなど、ツイード素材を扱っているブランドは幾つもあります。
自分好みのツイードを是非見つけてみて下さい!

ツイード素材、ポータ&ハーディングのハーツイスト

皆さんはツイードといったらばまずどんな言葉を思い浮かべますか?
ハリスだったり、カントリーだったり、素朴で渋い素材だとかでしょうか
ポーター&ハーディングもハーツイスト、こちらも大変人気のあるツイード素材です。
チェヴィオット種とクロスブレッド種という混血種のウールから織り上げられ、ツイストされ用いられることで耐久性が増しています。
ツイード素材の温かさと強靭さを併せ持った素材は、カントリージャケットにピッタリ!
とても魅力的な服地となっています。
一口にツイード素材といっても、重さ織り方も違うので、是非いろいろ手に取って比べてみて下さい!

ツイードファンの心を掴むソーンプルーフ

ポーター&ハーディング社の『ソーンプルーフ』に使用される糸はチェヴィオット種の羊からウールが紡がれる。
スコットランドとイングランドの国境付近の厳しい自然環境を生き抜き耐えることができる。
そんな羊の糸で紡がれたウールは強さや耐久性が特徴です!
カントリージャケットを愛用する人たちに高く信頼されています。
そんなツイードジャケットを自分の体に馴染ませていく過程に、とてもロマンを感じます。
映画に出てくる英国紳士達が着こなしに憧れますし、ツイードランなんかも挑戦してみたくなります。
この冬は是非、ツイードに身を包まれるお洒落をしてみましょう!

ハリスツイードってどうやって生まれた?

ツイードはそもそもハンティングだとか狩猟で使う為に作られていて
カラーバリエーション豊富なのはカモフラージュが必要だからなんです。
その地域によって、基調となる色がそれぞれ異なっていたりすんです。
例えば岩が多い地域だとグレーだったり、動物の色に近かったり。
昔の農家は冬にやることがなかったから、家の中でツイードを作っていたんだとか。
なんだかストーリーのようなものを感じるのも魅力の一つですよね。
秋冬はハリスツイードを身にまとい、昔ながらのスポーツを楽しんでみるのも面白いかもしれません。

ツイードジャケットはカントリージャケットがルーツ

スコットランドの労働者の作業服や普段着用の素材として使われていたツイード。
そんな素材を使ったテーラードジャケットが生まれたのは、優れた機能性を上流階級の紳士たちが気に入ったから。
ハンティングや釣りや乗馬といったスポーツをする時のジャケットには主にツイードが使われ
スーツの前身であるノーフォークジャケットにも採用された。
一般の民衆にはアウトドア時に着用するアイテムとして急速に受け入れられ、スポーツジャケットと呼ばれるようになる。
特に英国の田園地帯ではワークウェアとして、また普段着として浸透しました。
カントリーテイストのファッションには欠かせないアイテムなのだ!