ツイードスラックスには総裏仕立てを

ツイード生地は織りが粗い為に、ジャケットを着る時やスラックスを履く時に、チクチクとした着心地に感じる事が多い。
総裏にした場合はチクチク感が無くなるだけでなく、ツイードスラックスの傷みを防止する効果もあるのです。
パンツの裾までの長さまで裏地の付いているモノをパンツ総裏と呼んでいる。
キュプラ裏地にすれば、滑りが良くなるので着脱する際、とても気持ちが良い。
オーダーの場合ですと、標準でヒザ裏が付けられている事が多いのですが。
総裏でなくても、ヒザ裏がある事によって、歩行や立ったり座ったりした事での生地へのダメージを軽減する事が出来ます。
ヒザが出てしまいがちな織りの軽い生地で仕立てる場合のスラックスに付けると良いでしょう。
ツイードは確かにザラザラ・チクチクして繊維が粗めの生地で、最初は少し硬い印象が強い。
しかし長く使う事によって、馴染んで柔らかくなっていくのです。

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