誤表記から生まれたtweed

ハリスツイードやシェリーツイードやドネガルツイードは冬の定番生地ですが、実はツイードとは綾織を指すツイルが語源なのです。
ではどのようにしてツイルがツイードに変わってしまったのでしょうか?
1830年にロンドンの商人がホイック地方の企業から手紙を受け取り、その内容はスコットランドの生地として商標登録した方が余韻ではないか?という物でした。
ここでロンドン商人が誤表記をしていまい「tweel」を「tweed」に間違えて、この名前になった訳です。
それからホイック地方では今のツイードの織物工場が稼働しているのです。
ホイック地方はスコットランドとイングランドの境にあり、スコットランドの中でも北のハイランドのような荒々しさとは違い
魚が豊富で豊かな自然に囲まれた穏やかな地域です。

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