「ツイードでオーダー」カテゴリーアーカイブ

ツイードと自転車が合わさった行事

自転車で通学している学生をみると自分の学生時代を思い出して、40分近くを漕いでたんだと驚きます。
今そんなことをしたら連日筋肉痛で授業どころか朝ベッドから起きられるかも不安ですよ。
ロードバイクなんかもよく見かけますよね。
一時期、自転車にハマろうと思って色々調べていたら、どうやらツイードランという変わった行事が毎年開催されているのを知った。
ざっくりいうと、ツイードのスーツを着用して自転車で街を楽しく走るというもの。
昨年は10月21日に都内で開催され、はじまりは2009年のロンドンで。
ニューヨークやフィレンツェやシドニーなど世界各国で開催。
欧米の街並みを自転車を漕ぎながら眺めるなんて、なんかお洒落チックですよね。
海外に旅行にいった際には、自転車で街々を散策するのも、良い。

色柄を添えてくれるツイード製品たち

スコットランドのタータンチェックは何処でも見かけるようになり、お洒落アイテムとして世界に日本に浸透している。
有名デパートである伊勢丹の紙袋もタータンですよね?
やっぱりあの袋ってなんか目を引きますし魅力的でお洒落感が漂っています。
タータンが特別なチェック柄なのは、スコットランド政府にはスコットランド・タータン登記所という機関があって
法律で整えられていて、全て管理されている織物だからです。
ひとくちにタータンといってもデザインによって分類に分けられ、それぞれ意味が異なっているのです。
地域に関係を持ったものをディストリクト・タータンと呼ばれ、スコットランド以外の国や都市などが公式タータンを持っている場合もあります。
このところ暖冬と言われていますが、やはりそろそろ全国的にツイードのスーツが活躍するのではないでしょうか

ざっくりとした織りと素朴な生地感がたまらない

これからの季節にはツイード素材のコートやジャケットが相応しい。
ざっくりとした生地感と素朴さが感じられ、暖かみのある風合いを持っていてファンも多い。
スコットランドが起源となっていて
映画などでハンティングや乗馬やゴルフをツイード素材で仕立てられたカントリージャケットで楽しむ人々を見たことがあるでしょう。
ブラウン系やグリーン系が多く見られるのは、動物や魚に気づかれてしまわぬように、という工夫なのです。
ソーンプルーフのサンプルブックには本当にあらゆるブラウンやグリーン系統の生地が揃っています。
エルボーパッチやガンパッチが施されたツイードジャケットは素晴らしい!
もともとは補強の意味合いで付けられていましたが、デザイン性の高さオーダーらしさの観点からオプションの1つとして人気。
お洒落度や味わいがまた違ってくる。
長年愛用できる生地なので、数年後にエルボーパッチを付けたり別生地でポケットを付けたりいろんな”遊び”も可能でしょう。

今年も開催されたツイードラン東京

この季節の風物詩になりつつあるツイードラン東京ですが、無事開催されましたね。
ツイード好き自転車好きにはピッタリのイベントですね。
参加資格というものが3つあって20歳以上・街乗りに慣れている方・改造された自転車でないこと。
もちろんドレスコードはツイードのジャケット、パンツ、ベスト、ハットなどツイード素材のアイテムを1つ以上身につけていること。
東京都内をツイードアイテムと共にサイクリングするなんて、素晴らしい光景が浮かびますね。
ネットニュースなんかで集合写真が載っているのですが、たぶんお洒落心が刺激されると思います。
エルボーパッチやガンパッチが施されたツイード素材で仕立てられたカントリージャケットの雰囲気が堪りませんね。
是非、素朴さを実際に体感してほしい。

ツイード素材のスーツを着用してサイクリングするTweed Run

エコや結構思考が高まっている昨今、自転車や本格的なロードバイクに乗っている人が本当に多くなったと思います。
自転車の交通マナー問題を取り上げ、安全に走行することを広め、街を走る楽しさを発信していくという目的で2009年にイギリス・ロンドンで始まったツイード・ラン
2017年は東京の10月22日、名古屋の11月18日に開催されます。
様々なツイード素材のスーツを見るだけでも心がウキウキします。
ドレスコードは上下ツイード素材でなければいけない訳ではなく、服装のどこか一点に取り入れればいいので高額な衣装代が掛かる事もありません。
自転車にしても競輪選手のような自転車だったり、折り畳み式だったり。
なんともお洒落でユニークはイベントとなっています!

雨風を凌ぐ名残りディテール タブカラージャケットをツイード地で

スコットランドのノーフォーク地方で狩猟をする時に流行したタブカラーは現在お洒落な名残ディテールとなっています。
狩猟の盛んであったノーフォーク地方ですが、
狩猟者は傘を持ち歩かずに行動する為に、衿を立て衿先の釦を留め首周りから防寒できる機能的なモノでありました。
このタブですが共生地するも良し、別の生地(ベルベットなど)で仕立てるも良し。
更に穴かがり糸の色糸を変更するオプションも併用しれば、衿元のお洒落は完璧!
ノーフォーク地方といえば「思い出のマーニー」というアニメの舞台となった場所で、日本でいうと北海道のような。
北海道のラベンダー畑は有名ですが、ノーフォーク地方でも咲き誇ります。

冬のジャケパンはツイードジャケットを着こなそう

雨や雪が非常に多い地域であるイギリス(スコットランド)で生まれたハリスツイードは、今の時期にうってつけの生地。
温かみのあるジャケパンスタイルを目指すには、ツイードジャケットがオススメです。
風合いのあるデニム生地はツイードの素材感と相性が良く、ボトムスにもってくるとまとまっているジャケパンスタイルになります。
程よく色落ちしたジーンズは、ツイードのヴィンテージ感とマッチし、カジュアルさや野趣さが増す。
拘りのツイードジャケットと質感の良いフランネルスラックスやコーデュロイスラックスと組み合わせれば、大人のジャケパンスタイルが完成します。
独特な風合いのツイードなので、色んな合わせ方があり、応用範囲が広く、お洒落好きを楽しま悩ませる生地なのかもしれません。

ツイードスラックスには総裏仕立てを

ツイード生地は織りが粗い為に、ジャケットを着る時やスラックスを履く時に、チクチクとした着心地に感じる事が多い。
総裏にした場合はチクチク感が無くなるだけでなく、ツイードスラックスの傷みを防止する効果もあるのです。
パンツの裾までの長さまで裏地の付いているモノをパンツ総裏と呼んでいる。
キュプラ裏地にすれば、滑りが良くなるので着脱する際、とても気持ちが良い。
オーダーの場合ですと、標準でヒザ裏が付けられている事が多いのですが。
総裏でなくても、ヒザ裏がある事によって、歩行や立ったり座ったりした事での生地へのダメージを軽減する事が出来ます。
ヒザが出てしまいがちな織りの軽い生地で仕立てる場合のスラックスに付けると良いでしょう。
ツイードは確かにザラザラ・チクチクして繊維が粗めの生地で、最初は少し硬い印象が強い。
しかし長く使う事によって、馴染んで柔らかくなっていくのです。

ツイード生地でハーフコートを仕立てる

コート定番の生地と言えばカシミアだと思いますが、
ツイード生地でカジュアル用ハーフコートもお洒落で面白い。
お尻が隠れるくらいの着丈の物をハーフコートと呼んでいます。
ロングコートだと長くて移動する時に大変だと思う方もいるでしょうか?
ハーフコートであれば急いでいる時は着たまま車を運転する
事だって楽に出来ますし、着丈が短いだけで活動的なコートなのです。
厚いツイード生地ならばハーフコートでも防寒性が抜群。
無地ではなく、ガングラブチェック・ウィンドペーンなどで
普段使いとは少し色柄を変えてみると良いです。

ソーンプルーフでカントリージャケットを仕立てる

カッチリとした頑丈さが特徴である、ポーター&ハーディングのツイード生地ソーンプルーフ
荒野を歩く際、植物のトゲ何かが刺さりにくい程に目の詰まった生地で、世界中のカントリージャケット愛好家から絶賛されるカントリーツイードです。
イングランド国境付近の厳しい自然環境を生き抜く羊から採取される糸で作られる
これが他にはない強さ・丈夫さ・耐久性を生み出す要因となっている
体が暖かく保護される事は勿論、心まで安心感を与える素晴らしい生地でしょう
ポーター&ハーディングは1947年にカントリースポーツの愛好家であった、ジョン・ポーターとビル・ハーディングによって創業されました。
名前を見て分かるように2人の名前をくっ付けた社名なんですね。