ツイード素材は孫の代まで着用出来ると言われるほど、その耐久性は素晴らしい。
年月が経つにつれて水分や油分が抜けてパサついた感じはヴィンテージ物ならでは。
生地屋でそういった掘り出し物を手に入れてオーダージャケットなんかを作る方もいらっしゃいます。
古着と同じように一点物の感じがファッション好きには堪りませんよね。
ハリスツイードは勿論、国産ツイードも取り扱っていて、好みの素材感や色柄を当店生地なら見つかると思います!
ツイード好きの心をくすぐるような遊び心のある柄もありましたよ。
ホーランド&シェリーのシェリーツイードはいかが?
私が住む比較的暖かな地域でも夕方から夜にかけては肌寒く秋に陽気になってきました
衣替えを考える方も多いでしょう
オーダースーツ店では既にツイードの注文も入ってきています
ハリスツイードが一番有名ですが、ホーランド&シェリーのツイードもすごく魅力的です。
340gmsと360gmsのウール、360gmsに12%シルク混の3品質が展開されています。
ちなみにツイードの語源となったツイード川が流れるスコットランド最南部に位置するピープルスに本社があります。
やはりツイードには革釦や本水牛釦が良く合います。
経年劣化しても愉しめるツイード素材と天然釦は相性が良いのです。
愛好家も多いツイードジャケット
まだ真夏日ですが、秋がだんだんと近づいてきています
あっという間に涼しくなってハロウィン・クリスマス・お正月を迎えます。
コロナのワクチン接種も進んでいるので、秋冬は出かける予定がある方もいらっしゃるでしょうか。
久しぶりの旅行で気合も入りますしツイードジャケットを新調する方はいますか?
まだ持っていない方は是非素晴らしさに触れてほしいです。
定番のヘリンボーンは勿論、無地やタータンチェックや変わり種もございます。
この機会にお仕立て下さい!
条例で保護されているハリスツイード
ツイード素材はご存じでしょうか?
その中でもハリスツイードは王道で知名度も高いです
ハリス島で育てられた羊から採取されたウールのみを使い、島民が先代から受け継いだ技術で織り込んだ生地のみが
ハリスツイード協会よりハリスツイードとして認められるのです。
つまりあの生地ネームが本物の証なのです。
大量に生産が出来ないし、生産量に限界があるので、大変貴重な生地なのです。
少し涼しい日もありますし、秋冬のコーディネートを考えてはいかがでしょうか?
ゲームジャケットといえばツイード素材
ゲームジャケットとは狩猟や釣りや乗馬を愉しむ時に着用するアイテム。
一番に思い浮かぶ生地がツイード素材でしょう。
ハンディングの時に着用するジャケットをシューティングジャケットとも言い、これも人気のオプションがいろいろ。
例えば右肩には銃を構えた時の為に共生地やエクセーヌなどの作られたパッチが施されたりします。
バスケット釦を付ける方も多いですし、チンストラップも人気があります。
ツイードといえばハリスツイードを想像すると思いますが、こういったツイード素材はたくさんあります。
ホーランド&シェリーのシェリーツイードやポーター&ハーディングのグレンロイヤルなど。
自分の好みにあったツイード素材を是非見つけて下さい!
スコットランドの代表的な服地ハリスツイード
夏でも涼し気で冷たい風が吹いて、スコールがある天候から生まれたのがツイード素材です。
荒天の中で育った羊は、独特な質感を持っていて、油分をたっぷりと含んでいるので、風雨に強い。
元々はTweelトゥイールと呼んでいましたが、当時はインクが滲みやすく字が読みづらい事が多々あって
ロンドンの生地商が間違えてTweedと読んでしまったそうです。
日本でも「わたなべ」がたくさんあるのもそういった理由なんだそう。
どこの国でもあるあるな話なんでしょうかね。
2011年にハリスツイードが100周年を迎えて、世界的にツイードブームとなり、今や秋冬の定番となっています。
昔のスコットランド人のように普段着にするのも、とてもお洒落で良い。
魅力的なハリスツイードアイテム達
ついにオリンピックが開幕しましたね。
いろいろありましたが開会式なやはり感動しましたね。
日本人選手のメダルラッシュにも期待しましょう!
私は冬季オリンピックの方が好きで、滅多に雪が積もらない地域に住んでいるので。
平昌で行われた冬季五輪で桜井翔さんが付けていたハリスツイードの耳あてとか、衣装も可愛いですし。
ツイード素材ってハリスだけでなく、ホーランド&シェリーやポーター&ハーディングなどいろいろ。
まだ夏本番ですがお仕立てには1か月ほど掛かるので、もう既にツイードアイテムをお考えの方もいらっしゃいます。
人気の色柄は比較的早く品切れになってしまう場合もあるので、お気を付け下さい。
タータンチェック柄といったら伊勢丹?
正月休みも終わり、仕事が始まった方が多いですよね。
寒さも本格的になりツイードジャケットなんかを着込んでお洒落する人もたくさんいますね。
ツイードの代表的な柄といえばタータンチェックですが、その歴史を知っていますか?
日本の家紋のようなモノで、民族毎に区別するために作られたそうです。
分かりやすいところでいうと伊勢丹のショップ袋がタータンチェック柄です。
確かに色使いも柄も派手なのでインパクトがあって、強い印象を与えていますよね。
日本で一番有名なタータンチェックではないでしょうか。
2013年に新しいタータンチェック柄に変わりましたが、こちらも長く愛される柄になるのでしょうね。
ツイードの事をもっと知りたい!
この時期になるとツイード素材の洋服を着ている方を良く見かけます。
でも皆さん起源とか歴史についてどの辺りまで知っていますか?
今日は深堀していきたいと思います。
まずその名称ですが、イギリス・スコットランドで生まれたスコッチツイードの総称でスコットランド地方で地元の人が紡いで作られたものをツイードと呼んでいたのです。
名前の由来は諸説あって、スコットランド南東部に流れるツイード側地域で生産されていたから・伝票にツイルと書く所をツイードと間違ったから。
この2つが有力なようです。
どうですか?ツイードの事をもっと知りたくなりましたか?
今回はここまで、次回はツイードの種類について書こうと思います。
ツイード素材のメンテナンス方法とは
ようやく冬が実感できる程の凍てつく寒さになってきました。
ツイード素材のジャケットなどが活躍しますね。
毎日愛用したくなる着心地ですし長い年月着用できる耐久性を持っているので、その分メンテナンスが重要になってきます。
繊維が太く粗く織られているので、糸と糸の間に埃やゴミが入り込みやすいので、その日の内に取り除くのがいいでしょう。
ウール製品用のブラシで軽く繊維の流れとは逆にササっと表面のホコリ等を浮かせ、そのあと繊維の流れに沿って生地表面を整えます
こういった丁寧なブラッシングを習慣にすると、綺麗にツイード製品を保つことができます。