まだ室内では半袖でくつろぐことが多いですが、外出時には大人の半袖はちょっと恥ずかしい感じ。シャツ+スラックスの軽装もそろそろおしまいで、ジャケットを羽織りたくなる季節です。ホワイトカラーのサラリーマン的には、スーツ姿のほうが断然格好が良く、一昔前なら、このスーツ姿に惚れた女性も多いのではなかったのではないか・・。
薄手で軽くが夏の衣服。秋冬に向けては、できるだけ暖かくというのがスーツやジャケットに与えられた大きな課題となります。秋冬シーズンの必須アイテムとなるツイードジャケットに合わせるのには、どんなパンツ、スラックスが良いだろう。
ツイードといっても種類が多いが、現在のツイードはハリスツイードやドネガルツイードに代表されるように、ざっくりとした厚地の紡毛織物で、目付けも400g程度もする重めのファブリック。これと相性の良いパンツも自然、重量感のあるものとなる。
まず、おススメなのは、モールスキンと言われる生地表がもぐらの肌のように毛羽立ち感のある厚手コットンや、キャバルリーツイル。キャバルリーツイルは、日本ではなまってキャバリーツイルと言われるもので、綾織りが65度程度の急角度となった二重の畝織り、丈夫で弾力性がある織物です。
また、フラノやコーデュロイというのも秋冬のパンツ素材としては忘れてはいけません。