ツイード

ツイード生地のいろいろや、ツイードジャケット、スーツなどのアイテムについて
Browsing category: ハリスツイード

島民を守るハリスツイード条例

| by pitty | category ハリスツイード

ハリスツイードと明記されている製品にはしっかりとした明確な定義があり、その他のツイードとは違う部分があります。
1つ目は島民の家で島民の手によって織られている事。
そして島とは5つある、ハリス島・ルイス島・ベンベクラ島・サウススト島・バラ島で生産されたモノだけに
ハリスツイード協会認定の印としてお馴染みの生地ネームが付きます。
2つ目は法律でハリスツイード産業が保護されている点です。
漁業以外に発展した産業がなく貧しい暮らしで、ハリスツイードを保護する事で島民を守ろうと国会で議論されたのです。
1933年には【ハリスツイード条例】が可決され、法でハリスツイード産業が庇護を受けています。
4つの条件があり「手織り」「織り子自身の家で織られること」「100%新しい羊毛」「全工程を島民が行う」
これらが守られてこそハリスツイードの称号を与えられるのです。

シャネルのハリスツイードジャケット

| by pitty | category ハリスツイード

ツイードは英国貴族の間で狩猟や乗馬などのアウトドア用として流行し英国王室でも愛用されるようになりました。
米国に渡りあまりコストが高くない事で中間層にも広がっていき1つのブランドとして確率されていきました。
2011年に100周年を迎えた事は記憶に新しい、そしてその1年後の2012年にリントン社が100周年を迎えたのです。
あまり聞いた事がないという方もいらっしゃると思いますが高級ブランドのシャネル御用達のツイードを扱っています。
1920年代にシャネルはリントンと契約が結ばれ「シャネルツイード」と呼ばれている。
ツイードへの情熱は英国紳士ウェストミンスター公爵との出会いであり、魅せられた理由は形に沿って光が変化する生地表情の豊かさだった。
恋人のツイードジャケットを借りて、2人でヨットや狩猟や釣りやゴルフを楽しんだのだった。

ハリスツイードと日本の関係は大正時代から

| by pitty | category ハリスツイード

英国貴族の生活に感化された日本の文化人が日本橋にあった「丸善」ツイード生地の輸入を働きかけた事から広まっていきました。
日本人作家に多くの影響を与えた小説家の志賀直哉 代表作は「暗夜行路」や民芸運動を起こした思想家である柳宗悦ら。
大正ロマンなんて言葉がありますが、文明開化後のこの時代のファッションは独特なモノでした。
袴を着ている人もいれば、学ランを着ている人もいたり、セーラー服が取り入れられたりと新しい文化が入り乱れて発展していきました。
いま秋冬にジャケットの生地として人気のあるハリスツイードが、大正時代の人達も着ていると考えると不思議な気持ちになります。
ハリスツイード以外にもドネガルツイードやシェリーツイードなど魅力的なツイード地が、それぞれ良さがありますので、是非味わいを確かめて欲しいのです。

ハリスツイードのロゴは英国王室のオーブ

| by pitty | category ハリスツイード

ハリスツイードの生地ネームは他のブランドの
生地ネームに比べて大きく4角形なのが特徴的。
そのロゴマークは英国王室の標章である
オーブ(宝珠)がモチーフとなっていて、
オーブはエリザベス女王が国会を開催する時に持っている
杖の先端に付いている王位を象徴する標章です。
そしてヴィヴィアン・ウエストウッドのロゴと大変良く似ているのですが、
ハリスツイードはパロディー的な意味で使っていて、
ハリスツイードは伝統を大切に真面目に使っているようです。
2011年にはハリスツイード協会創立100周年を迎えたという事で、
通常は白地に赤の文字ですが、黒地に金の文字の
アニバーサリーラベルが付いてきました。

ハリスツイード発祥の地スコットランドを知る

| by pitty | category ハリスツイード

ツイード地の中でも「ツイードの王道」とされているのが、
スコットランドのアウター・ヘブリディーズ諸島の島民によって
1点1点手織りされているハリスツイード
今は100名程度の手織り職人がいまして、タグの
シリアルナンバーを調べれば、誰が織ったのか分かるという
徹底した管理が行われている。
スーパー等でキュウリやトマトをどんな人が作ったか分かるような
顔写真や情報が書いてあるポップですね。
スコットランドは発明王国であり、その発明は現代社会に
必要なモノばかりで、それを基に進化発展したモノがたくさんある。
電話、抗生物質、蒸気機関車、テレビ、空気入りタイヤなど。
スコッチウイスキーも有名で、全土に100箇所を超える
蒸留所があり、お酒好きには堪らない。
首都エジンバラの街は「スコットランドの旧市街と新市街」
として世界遺産に登録されている、スコットランドの街並みを
眺めながらウイスキーなんて良い。

弱撥水性のあるハリスツイードはカジュアルジャケットやコートに最適

| by pitty | category ハリスツイード

スコットランドの北西に生息しているチェビエット種という羊の太い原毛を使って手織りされるハリスツイード。
通常はウールに含まれている油抜きをするのですが、ハリスは原始的な手紡ぎなので、こういった一連の作業はありません。
こうして織られた生地は原毛に含まれる油分が残っているので、仕立てたモノは弱い撥水性を保ちます。
アウトドア向けのカジュアルジャケットやコートに適している理由の1つであります。
ハリスツイード発症の地である英国で開催される競馬の祭典で、過去に驚くべき競走馬が現れたのです!
なんと本格的なハリスツイードで仕立てたスーツを着用した競走馬がお披露目されたのです。
観客にもツイードスーツを着用している人が多く、競走馬のスーツ姿に、大喜びした。

ハリスツイードの豊富で魅力的な色柄

| by pitty | category ハリスツイード

19世紀中頃の英国では産業革命が起こり華々しい時に、スコットランドはずれのハリス島ではまだ恩恵を受けられていなかった。
その頃ハリス島ではスコットランド、地元の人達にウールの着物を主に作っていた。
この島の領主であるダンモア婦人がタータン柄をツイードでハリス島の職人にコピーさせ、ハリスツイードを産業として成り立たせる為に、奮闘した。
始め、柄物は少なく単色の生地が主流でしたが、時代が進むと、様々な色柄が生産されるようになった。
ヘリンボーン、ガンクラブチェック、ウィンドウペーン、タータンチェックなど豊富な色柄が秋冬のファッションを楽しませてくれます。

ハリスツイードを3揃えでオーダーする

| by pitty | category ハリスツイード

寒い日が続く今日この頃ですが、こういう時に暖かみのあるツイードで身を包みたくなる。
スリーピース・スーツであれば、スーツにコート有り、いやそれ以上の防寒をする事が出来ます。
これにマフラーと手袋を合わせれば真冬の防寒対策を完璧でしょう。
ツイード生地のマフラー等の小物もありますし、統一感のあるお洒落も楽しめる。
「スーツ」というモノが生まれた時、元祖はスリーピース・スーツでイギリス人貴族の嗜みとされ、ツーピース・スーツは存在していなかった。
ちなみに映画シャーロックホームズのワトソン医師はハリスツイードのスリーピース・スーツを着用しています。
ワトソン医師役のジュード・ロウはそれまであまり着ていなかったツイード生地のファンになったそうです。
ジュード・ロウはファッショニスタとして知られているようだ。

日本とハリスツイードの関係は大正時代から

| by pitty | category ハリスツイード

2011年にハリスツイードは100周年を向かえ、限定の黒い生地ネームが作られ日本でも話題になりました。
ハリスツイードと日本の歴史を遡れば古く何と大正時代から関わりがあったのです。
その頃の文人が英国紳士のライフスタイルに憧れ、日本橋のショップにツイード生地を輸入するように働きかけた事が始まり。
なんでも機械化や自動化してしまう現代では珍しく、今でも足踏み式の機械で作っているのです。
また、ウールの選別も手作業で行ったり細かな規定が決められているのです。
ハリスツイードの素朴さ・ヴィンテージ感はそういった手法で作られているから。
この生地を作る職人の数は少なく、
さらに平均年齢が65歳で将来ハリスツイードの伝統を守り受け継いでくれる人材が不足しているそうです。
このような背景があるハリスツイードに愛着が沸いてくるでしょう。

ハリスツイードの多彩な色柄

| by pitty | category ハリスツイード

秋冬ジャケットの定番になっているハリスツイードは、本当に色や柄が豊富で生地を見ているだけ楽しくなってきます。
グレーのヘリンボーンなどシックな色合いの生地が一般的だが、オリジナルのパターンは数千以上あると言われています。
その多彩な色柄は、ハリスツイードの産地であるスコットランド西岸にある、アウター・へブリーズ諸島の自然から生まれたのです。
海・空・土・岩・花・草木・山・川などの色がデザインの元になっていて、この島ならではという価値を高めています。
柄もタータンチェック、ヘリンボーン、ウィンドーペーン、カラーブレイド、ガンクラブチェックなど
このような色と柄の組み合わせで、ハリスツイードが生まれるのです。
生地選びの際に悩むのも仕方ないのでしょうか。
非常に歴史が深く、ヴィンテージなハリスツイードはコレクターやファンが多く、人々を魅了し続けています。
1940年代は単色系の生地が主流で、柄物は少なかったので、現在では非常に希少となっています。
年代毎に記事ネームが異なり、ハリスツイード100周年記念の限定生地ネームなんてモノもありますね。
厚手で暖かいだけではなく、耐久性が高く、ヨーロッパ諸国では親子三代で受け継いで着ると言われるほど長持ちする生地なのです。
お気に入りのジャケットはやはり長く着用したいですからね。